カービィやスマブラの生みの親であるゲームクリエイター桜井政博さんのYouTubeチャンネル「桜井政博のゲーム作るには」の最終回が公開されました。
この動画にて、これまでの動画は全て2年半前に撮り貯めたものだったことが明かされました。
256動画を公開前に制作していた
「桜井政博のゲーム作るには」で公開された動画は260個。
そのうち、当初の予定にはなかったゲームセンターCXとのコラボ動画が3つあり、最終回スペシャルは最近収録されたもので、それ以外の256個の動画が製作済みだったそうです。
このような製作スタイルはYouTubeでは珍しいですが、桜井さんは「休みができたからYouTubeをやってみた」とのこと。
仕事をしながらYouTubeチャンネル運営をすることは難しいとの判断で、一気に撮り貯めたそうです。
そんな詳細はこちらの最終回スペシャルで公開されています。
【追記】上記最終回スペシャルの後日談としてインタビュー記事が公開されてたのでリンクを貼っておきます。
事前に動画を撮り貯めておくメリット
カテゴリー分けが綺麗なYouTubeチャンネルだなと思っていたんですが、事前に作っていたのであれば納得です。
企画段階でカテゴリー分けをし、それぞれのカテゴリーごとのボリュームを考えながら動画制作を一気に進めていたのであればコントロールできますからね。
一気に撮ることで、しゃべり方や撮影方法などもブレないのが良いところだと思いました。言葉の使い方とかしゃべり方のトーンとか、撮影に慣れてきたら変わっていくこともあったりしますからね。
個人的にマネしてみたいなと思いつつ、撮り貯めるよりも撮ったら出すスタイルの方が自分には向いてそうだなと思いました。ある程度の構想は練りつつも、やりながらやりたいことが見つかってそれを出していきたい方なので。
制作費は約9,000万円
最も驚いたのが制作費が約9,000万円かかったという話でした。
個人でYouTubeをやっていると、制作費がこんな金額までいくことがないため、想像できない金額感でした。
編集費が9割以上、英語版の翻訳が1割未満とのことなので、ほとんどが編集費ですね。
動画のクオリティをこのレベルまで持っていくとこのくらいの制作費になるというのは勉強になりました。
最後に
YouTubeチャンネル運営やコンサルをしている自分としては、このチャンネルから勉強させていただけることはたくさんあり、また見返したい動画だと思いました。
もちろん主題はゲームクリエイターのためのYouTubeチャンネルではありますが、ゲーム以外のすべてのクリエイターにとってヒントが散りばめられている動画ばかりなので、もしまだみたことがない方がいましたら過去の動画も含めてみてみて欲しいです。
僕も最終回の動画を受けて、過去動画も全部また見返したいと思ってます。