文章を汲み取ってそれっぽい図表を作ってくれるAI「Napkin」が9月頭頃に話題となってました。
2024年9月4日に日本語に対応して、そこで一気に日本のユーザーが触り始めた印象です。
正直、まだデザインのパターンが多くないのがデメリットだとは思っているものの、使う人にとっては便利なツールであることは間違いなさそうなので紹介します。
Napkin AIはテキストの生成ができる
Napkin AIは、テキストに合わせて図表を生成してくれるサービスだと思っていたんですが、まずテキスト自体を生成してくれます。
例えば「作曲と編曲の違いについて、初学者向けにわかりやすく比較する記事を書きたい。」と投げてみると、
このように記事が仕上がりました。
このように、ChatGPTなどのLLMを使わなくても、テキストの生成もNapkin AIで完結できるのは便利です。
Napkin AIの強み「テキストから推測して図表を生成」できる
そして、そのテキストを元に図表を作ることができます。
テキストの内容からそれっぽい図表を生成することができます。テンプレートが何パターンかあってそれを当てはめているだけではあるんですが、思った以上にそれっぽいものを選んでくれます。
図表はカスタマイズも可能です。全体の色を変更するだけであればテンプレートのバリエーションから選択すれば良いですし、個別に調整もできます。
また図表は透過のpngでダウンロードできるため、他の資料で使い回すことも可能です。
スライドを作りたい時に気の利いたイラストを挿入したいことって結構あると思うので、そんな時に図表だけNapkin AIで作るのはありだと思います。
図表のバリエーションが増えたらもっと活用しそう
現状だとテンプレートの数が少なくて、割とすぐ飽きてしまいそうな印象です。
一回限りのセミナーの資料であればそこまで気にしなくていいとは思いますが、定期的に行うような発表の場で使う資料だと使い回してる感が出そうです。
今後、図表のバリエーションが豊富になってくれることを期待してます。
最後に
画像生成AIを使ってイラストを用意することはこれまでもできましたけど、テキストの内容に沿ったものを提案してくれるのが嬉しいところです。
テキストも図表もかなりサクサク生成してくれるので、ストレスなく利用できるのもありがたいですね。
今後もちょこちょこ触ってみて進化を見届けたいと思います。