画像生成AIをヘビーに使い始めて1年以上経って、いまちゃんと使ってるものまとめ

画像生成AIをヘビーに使い始めて1年以上経って、いまちゃんと使ってるものまとめ
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画像生成AIを使い始めたのが2023年の頭頃で、それから1年以上経った今ちゃんと使ってるものをまとめておきます。

いろんなサービスを触りましたが、結局使うものって限られてくるので、特にこれから画像生成AIを触ってみたいという方はまずここで挙げたものを触っておけば大丈夫だと思います。

Midjourneyは画像のクオリティが高い

最も使ってるのはMidjourneyです。画像のクオリティが高いため自然と使用頻度が上がっていきました。

Midjourneyはdescribeという、画像を元にプロンプトを生成してくれる機能もついていて、使い勝手も良いです。

ChatGPTのGPTsを使ってプロンプトを生成し、そこから改変しながら画像を作ることが多いです。ゼロからプロンプトを手で書くことは、最近はほとんどないですね。

Midjourneyのプロンプト生成をサポートしてくれるGPTs「Mid Journey Photorealistic Prompts」が便利
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ChatGPTの有料プランで使えるDALL·E 3

ChatGPTの有料プランのみで使うことができる画像生成機能では、OpenAI社の「DALL·E 3」という画像生成AIを使ってAIイラストを生成することができます。

ChatGPTのユーザーインターフェイスのおかげで、日本語の自然な会話で画像を作ることができるのが強みです。

また、サンプル画像をアップロードして「こんな感じの画像を作って」っていう使い方もできて、Midjourneyのdescribeと似たような感覚で使うことができます。

僕の主な用途としては、Midjourneyでうまくコントロールができなかった時に再挑戦する時に使ったり、一旦ざっくりと画像を作ってもらってそれをMidjourneyに解析してもらってプロンプト化する用途で使ったり。あとは日本語で会話しながら作りたいと思ったときにも使ってます。

使い勝手の良さでいうと一番おすすめしたいんですけど、ChatGPTの課金をしていない方にとっては画像生成のために20ドルかかってしまうのが難点ですね…。初心者の方にこそ使って欲しいのに、課金が重めで結局おすすめしにくいっていうのが辛いところです。

Leonardo.Aiは他の作風が欲しい時に活用

MidjourneyとDALL·E 3でほとんど間に合ってしまってますが、Leonardo.Aiを使うこともあります。

Leonardo.Aiはオープンソースの画像生成AIであるStable Diffusionを使ったサービスで、無料で使うことができます。

Leonardo.Aiは生成モデルが豊富であることが強みなので、違った作風に作り替えたい時などに、Midjourneyで作った画像を元にImage to Imageで調整することがあります。

最近では静止画を動画化する機能がつきましたので、画像生成以外の使い方もしてます。

ちなみに、無料で商用利用ができるという点で、おすすめを聞かれたら真っ先にLeonardo.Aiの名前を挙げてます。

Clipdropのイメージアップスケーラーを多用

Clipdropは画像生成機能も付いてますが、画像の編集機能が優秀なんです。

不要なものを消すClean up機能などはPhotoshopを持ってない人にとっては重宝すると思います。

そんな画像編集機能の中で、Image upscalerも最も多用してます。

最後に

MidjourneyとDALL·E 3とStable Diffusionと、画像生成AIがそれぞればらけましたね。

Adobe Fireflyは、この記事執筆現在ではほぼ使ってません。触りはしましたし画像もたくさん作りましたけど、生成されたAIイラストを何かに使ったことは今のところ一度もないです。こちらも今後の進化次第で、っていう感じですね。

ウェブサービスとしてのAdobe Fireflyではなく、PhotoshopとIllustratorの画像生成機能はちょっとずつ使い始めているので、今後どんどん多用していくと思います。となると結局Adobe CCに課金を続けないといけないのが大変ですけどね。仕事道具としては便利になるのはありがたいので頑張って稼いでAdobeにお金を払います。