360度カメラで撮影したような全天球画像を生成できるAI「Skybox Lab」が面白い

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Blockade Labsが提供しているSkybox Labというサービスを触ってみました。

プロンプトを入力するだけで、360度カメラで撮影したような全天球画像を生成できるサービスです。

アカウント登録する必要がなく、ブラウザで簡単に使うことができて、作った画像は無料でダウンロードできます。

ざっくりと触ってみましたので、Skybox Labの使い方について解説していきます。

Skybox Labの使い方

まずは下記のリンクからSkybox Labにアクセスしてください。

こちらがSkybox Labの画面です。ご覧のような岩山の風景が広がっていて初期設定では、カーソル操作で周りを見渡したり、空を見上げたり、地面をのぞき込んだりすることができます。

画面下部にあるテキスト入力欄にプロンプトを入力すると、全天球画像を生成できますので、まずはシンプルに「tokyo city」と入れてGENERATEボタンをクリックしてみます。

東京と言われたら東京っていう感じの、それっぽい都市の風景画像を作ってくれました。作った画像は先ほどと同じように、カーソル操作で周りを見渡すことができます。

テキスト入力欄右側にあるプルダウンメニューでは、作風を選ぶことができます。例えばRealisticを選んで、同じプロンプトで画像を再生成してみます。

よりリアルな都市の画像が生成されました。画像が気に入ったらダウンロードボタンをクリックしましょう。

保存機能はないので、気に入った画像が生成できたら、新しい画像を生成する前にダウンロードしておいてください。

Skybox Labのサンプル

いくつか全天球画像を作ってみたので、サンプルをご覧ください。

ブログだと展開した画像しか貼れないので分かりにくいと思いますが、動画でご覧いただけたら分かりやすいと思います。この記事の冒頭と記事末に動画を埋め込んであります。

全天球画像の使い道

Skybox Labで生成した全天球画像を何に使ったらいいのか調べてみたところ、ウェブサイトに実装する方法を見つけました。

読み方がわからないんですが、「Pannellum (パネリゥーム)」って読むんですかね?ウェブサイトにパノラマビューアを実装できるプラグインがありました。

これを使えば、ウェブサイトに全天球画像を貼り付けることができます。

また、「Panoraman(パノラマン)」というパノラマ写真を投稿できるサイトも見つけました。こういった全天球画像を投稿するサイトに、自分が作った作品を投稿してみるのもいいかもしれません。

最後に

というわけで、全天球画像を生成できるサービスSkybox Labについて解説しました。

一瞬で異世界空間を作ることができる面白いサービスで、作った画像の使い道はあんまり思いつきませんでしたが、使っているだけでも楽しめるサービスでした。

アカウント登録不要で無料で使うことができるサービスなので、ぜひお気軽にお試しください。

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