ChatGPTをはじめとするテキスト生成AIサービスはどれも優秀で、GPT・Gemini・Claudeを無料で使えて比較できる「天秤AI」のようなサービスもある中でGrokを使うメリットについて考えてみました。
思ったよりもかなり使い勝手が良くて強力な武器となり得る生成AIだと感じてます。
Xに課金しているならGrokが使える
ChatGPTなどのLLMを一つも課金してないユーザーでも、Xに課金していればGrokが使えるのはメリットだと感じました。
つまり「LLMに興味はなかったけど、Xは課金して使うくらいヘビーユーザーだからGrok使ってみるか」っていう感じで使えるわけです。
僕はChatGPTにもXにも課金しているため、この視点が抜けてました。ChatGPT使えばいいって思い込んでしまってたんですよね。
GrokはLLMとして結構優秀
この記事執筆現在、「Grok 2」「Grok 2 mini」というモデルが使用できます。
使ってみた感想としては、思った以上に優秀です。
Grok 2 miniがデフォルト設定になってまして、回答速度がかなり速いです。ストレス感じずにサクッと回答してくれます。
GPT-4 Turboくらいの性能らしいので、回答精度もかなりいい感じですし、ちょっとした調べ物をするのに良い塩梅です。
主にXの情報を参照する
Grokに質問をすると、回答の下に参照した情報ソースが並んでるんですが、Xの投稿であることが多いです。
GrokはXの機能ということもあり、優先的に情報ソースとしてXの投稿を引っ張る仕様になっているんだと思われます。
つまり、ウェブサイト内検索の強化版みたいな使い方ができるんですよね。これはGrokの強みだと感じました。
Grokの画像生成機能が優秀
Grokでは画像生成もできるようになったんですけど、これがかなり優秀です。
ざっくり特徴を箇条書きすると下記の通り。
- 枚数制限なし
- 生成速度が爆速
- 画像生成AIが「FLUX.1」で質が良い
これ、かなり優秀です。
Grokの画像生成のメリットについては下記の記事にまとめてます。
僕がテストで作った画像のサンプルもぜひご覧ください。
僕のようにMidjourneyに課金しているユーザーならMidjourneyで満足できますが、こちらもLLMと同じく「画像生成AIに課金したことなかったけど、Xには課金してるから画像作ってみるか」っていうノリで気軽に使えるのはメリットです。
最後に
生成AIには課金してないけどXには課金している人って結構いるんだろうなと思うと、Grokってそういったユーザーを対象としてるのかなと。
また、FLUX.1による画像生成機能がかなり優秀なので、Midjourneyヘビーユーザーの僕も最近ではGrokでの画像生成をするようになりました。
今後僕も日々使っていこうと思っているので、また何か良い使い方があれば情報共有します。