Sunoのカバー機能でメロディそのままにアレンジを入れ替えられる

Sunoのカバー機能でメロディそのままにアレンジを入れ替えられる
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2024年9月13日、音楽生成AI「Suno」にカバー機能が追加されました。

楽曲のメロディーを活かしながらアレンジだけを差し替える機能で、アップロードした自作曲のリアレンジも可能なため、かなり汎用性が高いです。

SunoのCoverの使い方

まず最初に、SunoでCoverを使う手順について解説します。

Sunoで生成した楽曲にカーソルを合わせて右クリック、もしくは右端の「…」アイコンをクリックし、Createの中にあるCoverを選択します。

この記事執筆現在ではCoverはベータ版の機能なので、今後使用方法が変わる可能性もありますが、おそらく今後も似たような手順で利用できるはずです。

あとはいつも通り左側で楽曲の設定を加えて生成するだけです。リアレンジする機能なので、Style of Musicにはジャンルを入力するのが良いでしょう。

Coverは10クレジット消費

現在ベータ版のため、最初の200曲まではクレジット消費せずにCoverでリアレンジした楽曲を生成できます。

200曲生成したのちは10クレジット消費で生成できるとのことで、楽曲の生成と変わらない消費量なのはありがたいです。

Coverでリアレンジした楽曲のサンプル

Coverでリアレンジした楽曲がどんな感じなのか、下記のサンプルをお聴きください。

まずこちらが元の楽曲です。トロピカルハウスでメロディーがはっきりとしていてわかりやすいためサンプルとして使用しました。

Neo Soulにリアレンジした楽曲がこちら。ギターで弾いているメロディーがトロピカルハウスのPluckで弾かれたメロディーと同じで、アレンジがガッツリと変わってます。また後半では全く違ったギターソロも弾いてくれて展開を広げてくれました。

そしてこちらが失敗例。メロディーを全然活かしてくれず、完全に新しい楽曲が生成されてます。これはこれでカッコ良いんですけど、こちらの意図とはハズレているという意味で失敗例として挙げておきます。

最後に

まだ試してないんですけど、自分の楽曲をリアレンジして新しいアイデアをもらうのが本命の使い方な気がしてます。思いもよらないアイデアをもらったり、得意じゃないジャンルのアレンジ手法を勉強するのに使えそうです。

今回サクッとテストしただけでも面白いものが出来上がりましたし、うまくいった例も失敗例もどちらも活かせそうなのもよかったです。

引き続きまた使ってみたいと思います。

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