ImageFXという画像生成AIサービスにGoogleの画像生成AI「Imagen 3」が搭載されて話題となってました。
Midjourneyと比較すると生々しさというかリアルさが強調されている画像生成AIだと感じました。
画像のサンプルを載せておきます。
ImageFXとMidjourneyで同じプロンプトで画像生成テスト
ImageFXとMidjourneyの画像の質感が全然違っていて面白かったので、同じプロンプトで作った画像をいくつか紹介します。
まずは日本のアイドルグループの画像。ImageFXの方が日本のアイドルっていう感じがします。MidjourneyはAIイラスト感が強めですね。
女性YouTuberが撮影しているところの画像も同じように、ImageFXの方が「こういう日本人女性って本当にいそう」っていう生々しさがあります。
Midjourneyで何度かチャレンジしてどうしても作れなかった「タンバリンを演奏している女性」の画像。ImageFXではかなりリアルに再現してくれました。
鍵盤の再現はImageFXでもできませんでした。黒鍵と白鍵の配置って生成AIにとっては難しいんでしょうね。
ベースを弾いているところは基本的にはいい感じなんですが、こちらの画像のように「ブリッジ側が5弦、ネック側が4弦」になりがちです。ポジションマークも怪しいですし。楽器系は他の画像生成AIと一緒で苦手です。
ImageFXの使い方
ImageFXは下記のリンク先に飛んでGoogleアカウントでログインするだけで簡単に使うことができます。
プロンプトを入力して生成ボタンを押すだけで最大4パターンの画像が生成されます。
プロンプトの内容によっては生成枚数が減ったり、生成自体ができないこともありますが、手軽に利用できるので何度も試してみてください。
現在は試験運用版とのことなので、おそらく商用利用ができません。個人で楽しむ範囲ではありますが、作ってるだけでも結構面白いので、ぜひお試しください。
最後に
画像生成AIの選択肢が多いのはユーザーとしては助かります。タンバリン画像の例のように、MidjourneyでどうやってもできないことがImagen 3で解決っていうことがあるので。
正式版のリリースが楽しみです。