Grokの画像生成ならではの強みとは

Grokの画像生成ならではの強みとは
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MidjourneyヘビーユーザーとしてはGrokで画像を作るメリットってなんだろうなと思ってたんですが、思ったよりも使う機会が増えてきました。

僕が感じたGrokの画像生成ならではの強みについてまとめておきます。

枚数制限がない

Grokで生成できる画像の枚数について、制限が明記されていません。

どうやらあまりにも多いようだと制限されるっていう感じらしく、ある程度は枚数制限を気にせずに使えそうです。

2時間に50回というGrokの使用制限があるので、一応これが枚数の制限でもあります。とはいえ50枚生成できればかなりの数ですし、2時間おけばまた使うことができるのは強みです。

画像生成が速い

Grokで画像生成すると、出来上がるまでの速度にびっくりします。

思った以上にサクッと画像が出来上がるので、待つストレスがないのが嬉しいです。

1枚ずつしか生成できないため、いろんなパターンを見たい場合には時間がかかりますが、それでもトータルの時間はそれほど多くないです。

日本語での入力にも対応している

Grokは日本語で画像生成することができます。

特別なプロンプトを使わなくてもいいのはメリットです。

試しにMidjourneyで普段使っているような複雑なプロンプトを入力して画像も生成してみましたが、日本語の短文で作った画像と遜色ありませんでした。

Xに課金してると商用利用可能な画像が生成可能

画像生成AIはほとんどのサービスが「課金すると商用利用が可能」になるものばかりです。

Leonardo.Aiのような「無料のまま使っても商用利用可能なAIイラストを生成できる」サービスは稀で、大体月額10ドル程度のコストがかかります。

Grokの画像生成も課金が条件になるわけですが、画像生成がしたくて課金する人って多くないと思うんですよね。

Xに課金しているユーザーは、課金したついでに画像生成ができるっていうのが強みだと思います。

生成される画像のクオリティはかなり高い

GrokではFLUX.1という画像生成AIが使われています。

世間ではリリース当初に「Midjourneyを超えた」という触れ込みで話題となりましたが、Midjourneyヘビーユーザーの僕からみるとMidjourneyを超えた感じはしてないものの、かなり質の高い画像という印象です。

そもそも画像生成AIは、どのサービスの質が高いとかそんなことよりも、それぞれの画像生成AIごとの特徴によって使い分けるのが良いと思ってますので、今後当面はMidjourneyとFLUX.1を併用する日々になりそうです。

画像生成AIは優劣ではなく「この画像を作るならこれが適してる」という選び方をするのが良さそう
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Grokで作った画像のサンプル

Grokで作った画像、1024×768ピクセルと、ちょっと高さのあるアスペクト比の画像になってしまいますが、クオリティはかなり高いです。

例えば女性の画像がこんな感じ。

コーヒーの画像もかなりリアルな仕上がりです。

Grokで作った画像のサンプルは下記の記事にまとめてますので、こちらもよかったら覗いてみてください。プロンプトも一緒にキャプチャーしてますので参考になると思います。

Grokを使ってFLUX.1の画像生成をテストしてみた
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最後に

Grokで画像生成をするようになってから初めてGrokを触ったくらい、全く興味を持ってませんでした。

ChatGPTに課金してることもあってわざわざTwitterのサービス内のLLMを使う必要性が感じられなかったんですよね。

今回画像生成をGrokでやったことで、今後はGrokでのテキスト生成も試してみようかなと思いました。

使い勝手が良かったらまたレビューしたいと思います。