動画生成AI以外で映像制作に役立ちそうな生成AIまとめ

動画生成AI以外で映像制作に役立ちそうな生成AIまとめ
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OpenAI社の動画生成AI「Sora」が発表されてから、動画生成AIが映像制作の現場に入ってきそうな未来がだいぶ近いところにあることを実感しました。

とはいえ少なくともこの記事執筆現在ではまだSoraがリリースされてませんし、動画を作るという工程において活用できる生成AIはいろいろあるので、2024年2月現在で映像制作に役立つ生成AIをまとめておきます。

ChatGPT

まずはいつものChatGPTです。

映像を作る工程の中でChatGPTが活躍するのは下記のような用途です。

アイデア出し
台本作成
タイトル作成
概要欄作成

これらの用途は実際に僕が使ってるものでもあります。

ブログやYouTubeの更新にChatGPTを活用するならどう使う?
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Midjourney

画像生成AIの中で、Midjourneyが現状頭ひとつ抜けてると思ってます。

生成される画像のクオリティがとにかく高いです。

映像にしなくても静止画を動画編集ソフトに配置し、少しだけ動きをつければそれっぽく使えますし、動かさなくても絵が綺麗すぎて間が保ちます。

静止画を映像化する生成AIも出てきましたので、綺麗な静止画を作れるのは大事な要素です。

また、サムネ作りにも大活躍してくれます。

Midjourneyの基本的な使い方!プロンプトの入力方法やV5への切り替え方など
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ClipdropのImage Upscaler

Midjourneyで作った画像の解像度がたらない場合にはClipdropのImage Upscalerで解像度を上げましょう。

解像度2倍までは無料で使うことができます。

Midjourneyで生成されたAIイラストも結構大きめなので、2倍でも十分だと思います。

解像度が低い写真を綺麗な画像に変換できる!Clipdropの「Image Upscaler」機能が便利!
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Leonardo.AiのImage to Motion

「動画生成AI以外で」とタイトルで言っておきながらこれを紹介するのもどうかと思いつつ、最後にLeonardo.Aiに最近追加されたImage to Motion機能について触れておきます。

元画像にワンステップで動きをつけることができる機能で、クオリティはさほど高いわけではありませんが、これを無料で使えるっていうのはすごいです。

Midjourneyで作ってClipdropのImage Upscalerで解像度を上げた画像に、Leonardo.Aiで動きを持たせるっていう流れで使うと良さそうですね。

最後に

Soraのような動画生成AIが登場したとしても、コスト面で使いにくいとか、映像じゃなくて画像で良いとか、いろんな事情が出てくると思います。

今回紹介した生成AIはそんな中でも活用していけるものだと思いますので、もし触ったことがないものがあればチェックしてみてください。