スト6では、相手の起き上がりに小パン(弱P)を重ねた時に相手がSAを打ってきてもパリィでキャンセルできるフレームが存在します。
「五分打ち」と呼ばれるテクニックだそうですが、この仕組みと、僕が使っているジュリでの実践的な五分打ちへの持って生き方について解説します。
SAと同時に打った弱Pはパリィでキャンセル可能
「五分打ち」は、相手の起き上がりに弱Pを重ねて、相手がリバーサルでSAを打ってきた場合に、1F目が重なっていたらパリィでキャンセルできるという仕組みです。
もちろんタイミング良く1F目を重ねるなんてことは難しすぎるので、相手の起き上がりの硬直差がゼロFになる展開を作り、最速で弱Pを重ねることで実現させます。
お互いが五分の状況できっちりと弱Pを重ねると、SAパナしならパリィでキャンセルが可能に、4F暴れなら相打ち、投げ暴れならパニカンになります。
OD無敵技暴れには負けますが、キンバリーなどのOD無敵技を持ってないキャラ相手に対して有効です。
ジュリでの五分打ちの例
ジュリで相手の起き上がりに完全に五分になるシチュエーションは、例えば下記のセットプレーで実現できます。
画面端でコンボを強化五黄殺で締める→中風波刃空振り
強化五黄殺で締めたのちに画面端に到達していれば、相手に後ろ受け身を取られても弱Pが届く距離にいるはずですので、そこで中風波刃を最速で空振りすると相手と五分の状況が作れます。そして最速で弱Pを重ねます。
最速で繋ぐ必要があるため、当然目押しではなくて、先行入力を利用します。数Fだけ早めにボタンを押して技が出るまで押しっぱなしにしておけばOKです。
ちなみに、同じセットプレーでも弱風波刃だと3F有利を作れるので、普段は弱風波刃を空振りしてから起き攻めするのがセオリーですが、キンバリー・リリー・本田・マノン・AKIなどを相手にする場合には中風波刃を空振りして、五分打ちを選択しても良いと思います。
五分状況の作り方
最後に、トレーニングモードでフレームメーターを見ながら五分状況を作る手順について解説します。
まずはダウンを奪う技を使って相手が起き上がるまでのフレーム数を確認します。
そのフレーム数を消費できる技を調べます。全体のフレーム数が起き上がるまでのフレーム数と一致すれば良いので、例えば弱P→弱K空振りの合計値などでも大丈夫です。
キャラによってまちまちなので、とにかく相手の起き上がりの硬直差がゼロになるように空振りできる技を探します。
キャラによっては複数のパターンがあるかもしれませんし、全く五分状況を作れないキャラもいるかもしれません。
最後に
今後のアップデートでフレーム状況が変わることもありますし、そもそもSA暗転中の1F目に弱Pでかかり1F目が重なった瞬間にパリィでキャンセルできるという今の仕様が変わるかもしれません。
その日が来るまでは有効な戦略の一つなので、SA1をパナしてくる人への対策として使ってみてください。