BEYOOOOONDSの3rdシングル「ハムカツ黙示録」がギャグソングっぽいのにめちゃめちゃ良い曲!

BEYOOOOONDSの3rdシングル「ハムカツ黙示録」がギャグソングっぽいのにめちゃめちゃ良い曲!
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2022年3月2日にリリースされたBEYOOOOONDSにとって3枚目のシングル「英雄〜笑って!ショパン先輩〜/ハムカツ黙示録」がめちゃめちゃ良い曲すぎてヘビロテしてます。

特に「ハムカツ黙示録」はギャグソングというかトンチキソングというか、タイトルからも色物的な匂いを感じるのに、2022年上半期で一番好きっていうくらいの楽曲です。

ハムカツ黙示録

まず紹介したいのが僕がどハマりしている「ハムカツ黙示録」。

星部ショウさん作編曲、作詞は児玉雨子さんです。

タイトルや歌詞だけ見るとふざけた楽曲という印象を受けますが、メロディーとアレンジが最高にカッコ良いしクセになります。

インド音階を使った楽曲ということもあって、そこにトンチキな歌詞が乗っかると、トンチキ具合がブーストされますね。

ちなみに、うちの嫁にハムカツ黙示録を聴かせたところ「Janne Da Arcっぽい」と言っていて、ジャンヌ好きの僕としてはだからこの曲好きなんだなと納得してしまいました。SIAM SHADEの「Virtuoso」も好きだし、インド系というか中東系のスケールってカッコ良いんですよね。

ふざけたアイドルソングと思われがちの楽曲なのに、作家陣の熱量が伝わってくる作品であるところがものすごく好きです。

僕が一番好きなところがラスサビ手前のDメロ的なところなんですが、BEYOOOOONDS高音担当高瀬と低音担当平井のコンビネーションから、清野・前田・山崎の三名が加わって厚みが増すところがゾクッときます。

BEYOOOOONDSはメンバー全員等しく歌唱力が高いこともあり、歌割りに偏りがないのもいいところですよね。一曲通して全員に見せ場がある感じ。

そんな中でも目立つ子は目立つんですが、この曲だと特に清野桃々姫の歌がドスが効いて手良いです。1サビの「愛武器にしちゃダメ」とか、ラスサビ「今日は はぁ…ムカつく夢が」など、初めて聴いた時に一旦戻して誰が歌ってるのか確認したくらい好きなパートです。

作曲者によるハムカツ黙示録の解説動画

作曲者による解説動画も出ているので貼っておきます。

なぜハムカツをテーマにした歌詞が乗っかることになったのか、この解説動画で明らかにされています。

星部ショウさんはこういうコンテンツをYouTubeでやってくれてるので、ファンとしてもクリエイターとしてもありがたいです。

「英雄〜笑って!ショパン先輩〜」も良い曲

シングル1曲目に収録されている「英雄〜笑って!ショパン先輩〜」は、ショパンの名曲を歌ものとしてカバーした作品です。

作詞は星部ショウさん、編曲は加藤裕介さんと星部ショウさんが担当してます。

ショパンの過去曲をいくつかブレンドして作られていて、それによって複雑な構成になってるんですが、歌ものポップスとしてちゃんと成立しているのがすごいです。

小林萌花によるピアノの演奏も素晴らしく、ライブで生で見ましたが最高でした。

「英雄〜笑って!ショパン先輩〜」の解説動画

「英雄〜笑って!ショパン先輩〜」についても解説動画が出てました。

元となったショパンの楽曲も紹介されています。

2022年に行ったBEYOOOOONDSのライブ

2022年はハロプロ全グループでツアーが行われるようになり、ライブに行く機会が増えました。

そんな中でもBEYOOOOONDSには2本のライブに行っていて、1つは初の単独武道館公演。もう1つは中野サンプラザ公演です。

どちらもレポ記事書いてますのでリンクを貼っておきます。

2022年4月25日BEYOOOOONDS初の単独武道館公演のセトリとざっくり感想
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2022年5月7日BEYOOOOONDS中野サンプラザ公演のセットリストとざっくり感想
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最後に

僕は毎年年末になるとその1年に聴いた楽曲を振り返ってランキング形式でまとめるという習慣があるんですが、このままいくとハムカツ黙示録が2022年で一番好きな曲に落ち着くんじゃないかというくらい好きです。

余談ですけど、僕は普段ムカつくことがほぼないので、人生で「ムカつく」という言葉を使うことがほとんどなかったんですが、一生分のムカつくをこの曲を歌うことで消化しそうな気がします。