2022年5月24日、CanonのRFマウント初のAPS-Cセンサーのカメラ、EOS R7とEOS R10が発表されました。
フルサイズのカメラが2台あるし、APS-Cのカメラは必要ないかなと思ってましたが、動画撮影用のカメラとして追加購入するのにEOS R10がぴったりだったので、僕なりにピンときたことをまとめておきます。
3カメで動画撮影するときのサブ機の購入を検討
EOS R7とEOS R10の噂を聞くちょっと前、動画を3カメで撮りたいと思い始めて、1台追加購入を検討してました。
現状はEOS RとEOS R6の2台体制で、追加購入するカメラの選択肢としては下記のいずれかかなと思ってました。
- 頑張ってEOS R3やEOS R5を購入
- EOS RかEOS R6の2台目を購入
- 安価に手に入るEOS RPを購入
3カメ目としてのカメラに求めてる条件はこんな感じです。
- フルHDの30pで撮れたら十分で、4Kで撮影するとしても30pで良い
- 三脚に固定するので手ブレ補正機能はなくても良い
- 他に持っていく機材が多いのでなるべく軽いものが良い
- log撮影はしない
- もちろん写真撮影もしない
- 音声は別で録るのでなんでも良い
上記の条件だとEOS RPで十分だと思い、EOS R10の発表まではEOS RPを買う気でいました。
ちなみに、EFマウントのカメラでもいいくらいなんですが、いまからEFレンズを買うのは躊躇いますし、自宅には「5D Mark ⅣとEF70-200mm F2.8L IS II USM」というバカでかい組み合わせしかなくて持ち運びがしんどすぎて断念しました。
動画を撮るカメラとしてEOS R10が優れていると思ったところ
そんな中でEOS R10が発表されて、スペックや様々なYouTuberの動画を拝見したところ、僕が現在求めている「三脚に固定して動画を撮影するサブのカメラ」としての要件が揃っていて、その上でより魅力的なポイントがいくつかあったので羅列します。
- EOS R3と同等のAF性能
- 30分以上連続撮影が可能
- 4Kの連続撮影時間も長い(フルサイズ機より発熱しにくいそうです)
- APS-Cのためフルサイズ機より望遠で撮れる
- log撮影はできないけどlog撮影しないのなら問題ない
- 手ブレ補正機能がないけど三脚に固定すれば問題ない
- 軽量(EOS RPは440gで、EOS R10はさらに軽い382g)
- EOS RP並みに安価
僕が現在3カメ目として想定している画角は「インタビュー相手の顔のアップ」でして、APS-Cはむしろ都合が良かったです。例えばRF50mm F1.8 STMあたりと組み合わせて80mm相当で撮れれば、僕が求めてる画角で撮影するのにちょうど良さそう。
さらに4Kで撮影しておけば編集時にもっと寄りたい時にもフォローできます。EOS R6が特に4Kでの連続撮影に不安があり、最終的な出力を4Kにすることは当分ありませんが、1つ4Kで撮影しておくカメラがあると編集で遊べるのは良いですね。
EOS R3のAF性能と同等っていうのもすごくて、瞳AFにしてほったらかしでいいのは楽すぎます。
懸念点はバッテリー持ち
EOS R10のバッテリーは、EOS RPと同様のLP-E17。
EOS RとEOS R6用にLP-E6NとLP-E6NHを大量に持ち運んでますが、互換性がありません。
また、LP-E6NHよりもLP-E17は小型のためバッテリー持ちが悪いです。
これは使ってみないと分かりませんが、EOS R10用のバッテリーを持っていかないといけない手間がめんどくさいのと、バッテリー持ちが不安です。
最後に
僕がやってる「はたらくch」にて、真正面に配置している固定カメラのさらに上にEOS R10を乗せて、そこから寄りを撮りたいんですよね。
現状だと複数台のカメラがあるように撮ってますが、僕がちょこまかと動き回って撮ることで「擬似4カメ」みたいな感じなので、もう1台寄りの固定カメラを保険で置いておきたくて。
バッテリーに不安はあるものの、メリットに比べて些細なことなので、おそらく買うと思います。
購入したら使用感などレビューしますね。