バンドをやってると自分が演奏しているところを撮影したいと思うものですが、楽器やエフェクターなどで荷物が重いのに、三脚までスタジオやライブハウスに持ち込むのはなかなかしんどいです。
そんな時に僕が活用している「マイクスタンドを三脚として使えるようにするためのアイテム」を2つご紹介します。
マイクスタンドの変換アダプター
最初に紹介したいのは、マイクスタンドに直接カメラを取り付けられるようにするための変換アダプターです。
マイクスタンドのマイクホルダーをつけるところのネジがこちらでして、三脚の穴よりも少し太めなんですよね。
このままだとカメラを取り付けることができないので、こちらの変換アダプターを使います。
変換アダプターをマイクスタンドに取り付けたところ。先端のネジ部分が三脚穴の大きさになったので、あとは三脚穴がついているものであればカメラでもなんでも取り付けられます。
雲台を挟んでカメラを設置した例。カメラを直接取り付けても問題ないですが、雲台を挟むことで画角の調整がしやすくなりますよ。
カメラをマイクスタンドにしっかりと取り付けることができて、不意に外れる心配はほとんどありませんが、マイクスタンド自体の安定性は三脚より劣るので、カメラやレンズの重量と相談してお使いください。
上記の写真のようにマイクスタンドのアーム部分を伸ばさずに使えばそこそこの重さでも安定するとは思うんですけどね。
マイククリップアダプタ
もう一つ紹介したいのが、ZOOMの「マイククリップアダプタ」。
こちらは、マイクホルダー部分に差し込む形で使用します。
変換アダプターを使って設置するよりもマイクスタンドから不意に外れるリスクはあるものの、セッティングが楽チンなので手軽さではこちらに軍配が上がります。
上記の写真のように、スマホ用のアダプターをつけてスマホで撮影したり、GoProなどの軽量なカメラと相性が良いですよ。
また、三脚穴が空いている照明機材との相性も良いです。三脚は持ち込めたけどライトスタンドまでは手が回らなかったとか、スタンドの本数が足らないとか、そんな時に活躍してくれます。
番外編:GoProに三脚穴をつける便利な方法
マイクスタンド側の話ではないので番外編として、GoPro HERO9 Blackに使える「GoProの底面に三脚穴を取り付けるアイテム」をご紹介します。
TELESINのデュアルインターフェースベースという製品です。
GoPro HERO9 Blackにはアクセサリーを取り付けるためのパーツが本体底面に付くようになって、これはこれで便利なんですが、三脚ネジを使いたい場合にはこれに取り替えることでかなり便利になります。
TELESINのデュアルインターフェースベースを取り付けたところがこちら。
ミニ三脚に取り付けたところがこんな感じです。取り外しが楽なので気に入ってます。
詳細はレポ記事を書いてますので、こちらをご覧ください。
最後に
マイクスタンドを三脚化できると、スタジオでの撮影はかなり楽になります。
もちろん安定感などを重要視する場合は三脚が必須ですけども、カメラが軽量であれば問題なく使用できますので、是非お試しください。