一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラをウェブカメラとして使う場合の選び方

一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラをウェブカメラとして使う場合の選び方
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生配信などを行うウェブカメラの映像クオリティを上げたい方も多いのではないでしょうか。

ウェブカメラとして販売されているカメラにも素晴らしいものはたくさんあるんですが、今回は「一眼レフカメラ」「ミラーレス一眼カメラ」といったレンズ交換式カメラをウェブカメラ化して使う場合、どんなカメラを選ぶと良いのかというポイントをまとめてみました。

HDMIやUSB接続でパソコンに出力ができるものを選ぶ

カメラから映像を出力できればウェブカメラとして使うことができますので、まずはHDMI出力端子があるカメラ、もしくはUSB接続でパソコンに映像を出力できるカメラを選びましょう。

最近発売されたカメラはUSBケーブルで接続するとそのままウェブカメラとして使えるものがありますが、ちょっと前の機種でもHDMI端子があれば問題ありません。

カメラから「ビデオキャプチャーカード」というものにHDMIケーブルを挿し、ビデオキャプチャーカードからUSBケーブルでパソコンに入力します。

あとはZoomやOBSなどのソフトにて、カメラ設定の項目でビデオキャプチャーカードの名前が表示されますのでそれを選ぶだけです。

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ちなみに、僕は「ATEM Mini」というビデオスイッチャーを使ってパソコンに接続しています。ビデオ会議ではオーバースペックだと思いますので、生配信で複数カメラを使いたい方はぜひチェックしてみてください。

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背景がボケやすいカメラとレンズの選び方

一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラを使うと背景をいい感じにボケさせることができます。これがウェブカメラとして販売されているものを使わずに「レンズ交換式の画質の良いカメラをウェブカメラ化」したい動機の一つだと思うんです。

ただ、背景をボケさせるためにはカメラとレンズをちゃんと選ばないと「背景が思ってたよりボケない」とガッカリする可能性もあるので、背景をボケやすくするためのカメラとレンズの選び方について解説します。

予算が許すならフルサイズ機を選ぶ

カメラには、光を取り込むセンサーが内蔵されていて、そのセンサーサイズが大きいものほど光を多く取り込むことができ、その結果背景がボケた綺麗な写真・映像を撮りやすくなります。

センサーサイズが小さい「マイクロフォーサーズ」「APS-C」のカメラではなく、なるべく「フルサイズ」の機種を選ぶようにしてください。

例えば、YouTube御用達のGH5はマイクロフォーサーズ、愛好家の多い富士フイルムのカメラはAPS-Cですので、カメラとしては素晴らしいですが「ウェブカメラ化した際に背景をボケさせたい」というニーズにはあってないんですね。

最近の機種であれば、SONYであればα7やα9シリーズ、CanonはEOS Rシリーズ、NikonならZ6, Z7あたりがフルサイズ機です。もちろん他にもフルサイズ機のラインナップはたくさんありますので、「メーカー名 フルサイズ」みたいなキーワードで検索してみてください。

レンズはなるべくF値が小さい数字のものを選ぶ

フルサイズのカメラを選んでも、レンズの選定を間違えるとボケにくくなります。

F値を小さくすると光を多く取り込むことができて、背景もボケやすくなるので、背景ボケを求めるのであればとにかくF値の小さいレンズを選んでください。

僕が使ってるのはRF35mm F1.8 MACRO IS STMというレンズです。

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フルサイズ機にF1.8のレンズをつけてF1.8に設定した場合。

そしてこちらが同じカメラ・レンズでF4に設定した場合。後ろにある天井突っ張り式収納の網目を見ていただくとボケ方の違いがわかると思います。

ご覧いただいた通りF1.8ほど極端に値が小さいレンズでなくても問題ありません。F2.8くらいだといい感じにボケますし、F4くらいでも十分なボケ感だと思います。

瞳AF搭載のものを選ぶと便利

これは必須ではありませんが、あったら便利なのが「瞳AF」という機能。人間の瞳を感知してそこに自動でフォーカスを合わせてくれる便利機能です。

上記のようにF値を低い数値に設定すると背景がボケやすくなるんですけども、前後に移動するとピントが合わなくなる可能性があるんですね。

瞳AF搭載のカメラだとカメラに対して前後の移動をしても瞳にピントが合った状態をキープできるので、ウェブカメラ向きなんですよ。

僕が使ってるEOS Rというカメラは瞳AF機能がついているので、ビデオ会議の際にその威力を体感してます。とにかく快適です。

照明を併用するとなお良い

カメラの設定だけではどうにもならないのが「顔が暗くなる」という現象。背景が綺麗にボケるようにカメラで設定ができても、顔が暗かったら相手に表情も伝わりにくいですよね。

照明機材はカメラやレンズよりも圧倒的に安価に手に入りますので、まずは照明から揃えることをおすすめします。照明の設定がバッチリできていれば意外とスマホのカメラでも満足できちゃったりするんですよね。

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最近買ってよかったと思った照明は「Viltrox VL-500T」です。手軽に使えますし、安価なのに機能的に十分だし、気に入って使ってます。

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最後に

個人的にはビデオ会議でも顔を見せる場合は綺麗な映像の方が相手に好印象を与えられると思ってるんですよ。表情も伝わりやすいですし、光の当たり方が暗いだけで暗い印象を与えてしまうこともありますので。

この記事が、ビデオ会議や生配信の映像を綺麗にしたい方の参考になれば幸いです。

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