スイッチ一つでスタンディングデスク化できる昇降デスク「Flexispot E7」を、メーカー様よりご提供いただきました。
デスクワークが長くなって腰痛もしんどいので、スタンディングデスクに興味があったんですよね。
思った以上に腰は楽になりましたし、振動が少なくて机の上のものが落ちるような心配もなく、かなり使い勝手の良い製品でしたので、実際に使ってみた所感についてまとめておきます。
昇降デスク「Flexispot E7」
この度ご提供いただきました「Flexispot E7」は、2020年10月に出たばかりの新製品です。
Amazonなどにも置いてありましたが、天板と脚のセットのものはなかったので、セットで欲しい場合は上記の公式サイトよりご購入ください。
天板付きのものと、天板なしで脚だけのものとがあります。脚だけの方を選んでお好みの天板を取り付けるのもありですね。脚は110~190cmの幅で調整可能なので、結構大きめの天板をつけることができます。
天板付きのものもカラーバリエーションや大きさの選択肢が豊富なので、DIYに自信のない方はこちらから選ぶのが良いでしょう。
Flexispot E7の組み立て
本体重量が35.6kgとかなり重めなので、玄関から部屋まで持ってくるまでと、組み立てたのち立ち上げる作業が大変でした。一人でやると腰に負担がすごいので、力に自信のない方は誰かに助けてもらった方が良いと思います。
組み立て自体はややこしくはないですが、1時間程度はかかるかと思います。僕は動画撮影しながらだったので2時間近くかかってしまいましたが。
キャスターは別売りです。こちらは自腹購入しました。机自体の重みがすごいので、部屋の模様替えが多い方などはキャスター買っておくと良いと思います。
ちなみに、僕はこの机を組み立てるために電動ドライバーを購入しました。これがないとなかなかしんどかったと思います。
天板の厚みは2.5cm。頑丈な一枚板なので、クランプ式のモニターアームの設置も可能です。
Flexispotの姉妹ブランド「Fleximounts」のモニターアームを購入しまして、こちらの使い勝手も結構よかったですね。
昇降デスクの使い心地
耐荷重が100kg。かなりの重量のものまで机の上に配置することができます。
モニターアームを使ってMacBook Proと27インチディスプレイを設置してみました。
机の上には鍵盤の下に底上げする台を置いて下にオーディオインターフェイス、その上に鍵盤とATEM Miniを置いてます。両脇のスペースにはスピーカーを設置予定です。
机の高さは、一番下で58cm、上は123cmまで設定することができます。かなり幅が広いため、様々な体格の方におすすめできますよ。
手前にリモコンがついていて、高さを調整できるだけでなく、記録しておくことができます。1番に立った時の高さ、2番に座った時の高さを記録して、ワンタップで好みの高さに調整可能です。
座り位置は椅子の肘掛けの高さに合わせてます。
そしてこちらがスタンディングデスクとして使うために机の位置をあげたところ。
高さが変わる時に何かにぶつかったらすぐに反対側に動いてくれるため、椅子などが下に入り込んだ時に下げてしまっても事故にはなりにくいです。
足の部分が金属なので、マグネット式の電源タップを貼り付けておくこともできます。
机の高さが変わっても問題ないようにケーブルの長さにゆとりを持たせる必要があるため、ケーブルの整理はなかなか難しいかもしれません。ある程度机の上にのせるものが決まってきたらケーブルオーガナイザーなどでうまくまとめたいと思います。
デスクの上げ下げによる振動は少なめ
デスクを上げたり下げたりする際に振動によってモノが落ちる可能性がありそうだなということを心配してたんですが、思った以上に振動少なめでした。
小型のニアフィールドモニターを横に置こうかと思っていて、メーカーさんにお借りしています。このようにギリギリの位置に置いて上げ下げしても、全く不安がないくらい安定しています。
上げ下げの際に多少「ウィーン」という音は出ますが、気になるレベルではないですね。
腰痛持ちには特におすすめ
新型コロナウィルス感染拡大の影響で外出自粛していた期間で特に運動不足を感じましたが、特に座りっぱなしによる腰への負担が一番キツかったです。
座りっぱなしも立ちっぱなしもどちらもしんどいので、昇降デスクであれば切り替えができるのが良いですね。
元々スタンディングデスクというもの自体初体験だったこともあり、立った時の使い勝手にはまだ慣れませんが、それでも立ち上がった時にも仕事ができるのはありがたいです。
これまでも座りっぱなしにならないようになるべく立ち上がるようにはしてましたが、思考は継続できても実際の作業は止まってしまってたんですよね。
ただ、これまで椅子の肘掛けに腕をかけてちょうど良い位置にMacBook Proを置いてたこともあり、立ちでは肘というか腕が引っかかる場所も必要だなと。机の上の配置を考え直さないといけないですね。
最後に
机の上に乗せて伸び縮みするタイプのスタンディングデスクもあるんですが、Flexispot E7のような天板自体を持ち上げてくれる昇降デスクはスマートだなと感じました。
僕のようにDTM用デスクとして使うこともできますので、ミュージシャンやDTMerの皆さんにもおすすめです。