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ビデオ会議や生配信にはピンマイクがおすすめ!ピンマイクのメリットと選び方!

ビデオ会議や生配信にはピンマイクがおすすめ!ピンマイクのメリットと選び方!
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最近ビデオ会議も増えまして、僕はピンマイクを使っているんですが、かなり調子が良いのでピンマイクの特徴・メリット・選び方などをまとめてみました。

声を届けるということにフォーカスして考えると、コンデンサーマイクなどを使うよりも優れている点が多くておすすめです。

ピンマイクのメリット

僕が考えるピンマイクのメリットは下記の通りです。

  • マイクとの距離を近づけることができる(オンマイクで収音できる)
  • 頭の位置や向きが変わっても音量・音質に差がない
  • 画面の中で目立たない
  • 環境音が入りにくい

順番に解説していきますね。

マイクとの距離を近づけることができる

マイクの近くで喋ることを「オンマイク」、少し離れて喋ることを「オフマイク」と言います。

マイクから離れたところで喋ると、口からマイクに直接届く音と、部屋に反響して入ってくる音が順番に届くことで、マイクとの距離感がわかるんですね。もちろんどのくらい離れてるとか部屋がどれくらいの大きさかということまではわからないですけど、離れてるか離れてないかはわかるんです。

オフマイクで喋ることで、反響音が入りすぎて肝心の言葉が聞き取りにくくなることがあるため、なるべくオンマイクで喋った方がいいんですね。

ということを踏まえると、口の近くに固定できるピンマイクは、言葉を届けるという目的に適しているわけです。

頭の位置や向きが変わっても音量・音質に差がない

コンデンサーマイクなどをマイクスタンドやアームなどで吊るして使った場合、そのマイクと自分の口との距離や方向によって音量や質感が変わります。

オンマイクだと多少は向きが変わったところで差は少ないですが、ちょっと距離を離してオフマイクにしていると顔の向きが少し変わるだけで音量に差が出たりします。

その点ピンマイクは、自分がいくら動こうとも口とマイクとの距離も方向も大きく変わることがないため、音量や質感に差が生まれにくいです。

画面の中で目立たない

上記2点のメリットはヘッドセットマイクとも共通するので、ヘッドセットマイクでいいという方もいらっしゃると思います。

ピンマイクはヘッドセットと違って画面の中で目立ちにくいです。テレビタレントさんのピンマイクも、もちろん見ればつけてることが分かりますが、違和感はないレベルですよね。あのレベルで目立たなくすることができます。

服の色によっては目立つかもしれませんが、大きさ的にさほど気にはならないですよね。

画角を調整すればピンマイクは画面の中に入らないようにすることもできますし、それでいてオンマイクで使えるというのは利点です。

環境音が入りにくい

後ほど指向性について解説しますが、「単一指向性」のピンマイクをチョイスした場合、環境音が入りにくくなります。

例えばエアコンの音であったり、隣の部屋で妻が見ているテレビの音であったり、どうやっても鳴ってしまう音を入れずに済みます。

感度の高いコンデンサーマイクを使っている場合はこれらの音を拾ってしまうため、環境音が入り込むことに悩んでる方はピンマイクにすることで解決できると思います。

単一指向性と全指向性(無指向性)の違い

ピンマイクに限りませんが、マイクを購入する際に気をつけないといけないのは指向性です。

単一指向性はマイクの正面でのみ音を拾うため、逆に言えば周りの音を拾いにくいです。先ほどピンマイクのメリットの一つに「環境音が入りにくい」と書きましたが、単一指向性であればより顕著になります。

全指向性(「無指向性」とも呼ばれる)のマイクの場合、マイクの周りの音も拾うことができます。正直、僕は無指向性のピンマイクはメリットが見えないのですが、もしかしたら何かしら使い道があるかもしれませんね。

喋り声だけを収音したければ単一指向性のピンマイクを購入してください。

接続端子は機器に合わせてチョイス

喋り声を届けたい場合は単一指向性のピンマイクがいいということはここまでで分かっていただけたと思いますが、購入する前に接続端子には気をつけてください。

イヤホンジャックのような細い入力端子であれば「ステレオミニプラグ」、オーディオインターフェイスやミキサーなどに挿すなら「XLR端子」の製品を選ぶ必要があります。

イヤホンジャックのような入力端子に挿すならステレオミニプラグ

パソコンやスマホのイヤホンジャックであったり、カメラについている入力端子など、小さい穴であればステレオミニプラグのものを選びましょう。

例えばこれとか。僕は使ったことがないので音質などはどうかわかりませんが。

iPhoneで使う場合は、Lightningへの変換アダプターも必要になりますが、おそらく問題なく使えると思います。

オーディオインターフェイスに挿すならXLR端子(キャノンコネクター)

オーディオインターフェイスやミキサーに挿す場合は、XLR端子のピンマイクを選びましょう。

僕が使っているのはこちらのピンマイク。

ちなみに、XLR端子の場合、マイクケーブルがあれば延長できるという利点もあります。

ワイヤレスにするという選択肢も

ピンマイクを使ってるとケーブルの煩わしさを感じることがあるかもしれません。そんな時は、こんなワイヤレスの選択肢もあります。

最近「Sennheiser XSW-D」というワイヤレスピンマイクを使ってるんですが、やはりワイヤレスはどこにでも動けて快適ですね。

レポ記事も書いてますので、気になる方はこちらを参照してみてください。

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画質を良くしたい場合

音についてはピンマイクが最適解かなと思ってるんですが、画質を良くしたい場合についても実験を進めていまして、その結果をブログにまとめました。

フルサイズミラーレスカメラで背景ボケをさせる

良いカメラを持っている方は、カメラをウェブカメラ化するのがおすすめです。HDMI出力のついているカメラであれば、ビデオキャプチャーカードというものを使うと簡単にウェブカメラとして使うことができます。

こちらはEOS Rをウェブカメラ化してハングアウトをしたところ。背景ボケがいい感じです。

一眼レフカメラ・フルサイズミラーレスカメラなどをウェブカメラとして使うと画質が跳ね上がって楽しい
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画質の良いウェブカメラ

カメラを持ってない方は、質の高いウェブカメラを購入するのが安価で良いと思います。キャプチャーカードと同じくらいの金額でウェブカメラを買えてしまうので。

ロジクールの「ストリームカム C980」という製品をメーカーさんからご提供いただきました。こちらかなりいい感じでしたよ。

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最後に

使えば使うほど、テレビでピンマイクを使ってる理由がわかりますよ。音声だけクリアに拾ってくれるのでめちゃめちゃ重宝してます。

僕は会議や生配信だけでなく、動画撮影でも使ってまして、下記の記事も参考になると思います。

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ビデオ会議や配信では使えませんが、動画撮影する際に音声データを別で録るのでもよければ、音質はこちらの方がよかったです。

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