ラクリマのギタリストHIROソロライブ「Under the midnight sun」に行ってきました

2018年8月26日渋谷CLUB QUATTROにて開催された、La’cryma Christi(以下、ラクリマ)のギタリストHIROさんによるソロライブ「Under the midnight sun」に行ってきました。

HIROさんは今回歌も披露されていて、ギターはもちろん歌も含めてHIROワールド全開で最高のライブでした！

Under the midnight sun＠渋谷CLUB QUATTRO

僕は学生時代からラクリマのファンでして、KOJIさんのギターももちろん好きなんですけども、コピーしたパートとしてはHIROさんのギターの方が多かったくらい、ギタリストとしてツボにハマってるんですね。

HIROさんのソロ作品は今回が2作目で、1枚目はギターインストアルバムでした。そのギターインストアルバムを出した時のライブレポがこちら。

今回のライブは、初めてメインボーカルをとった2ndアルバム「Midnight Sun」のリリースイベントということもあり、がっつりとHIROさんのボーカルを堪能できました。

僕がライブでギター弾きながら積極的にコーラスするのは明らかにHIROさんの影響でして、ラクリマコピーしながらコーラスまで完コピしてた結果コーラスしまくるようになりました。

それくらいHIROさんって普段からコーラスではものすごく歌ってるんですけども、メインボーカルとしての歌が聴けるのを楽しみにしていました。

Under the midnight sun本編

まずセットリストがこちら。

今回のサポートメンバーは下記の通りです。

• ギター：Shinobu
• ベース：中村泰造
• ドラム：ササブチヒロシ

メインボーカルをとるHIROさんはいつもの上手ではなくセンターに陣取り、上手にはCreature CreatureなどでHIROさんの相方を務めるShinobu。

始まる前に「HIROさんのマイクスタンド、なんでブームスタンドじゃなくてストレートなんだろう」という疑問が湧きまして。普通ギターやベースを弾きながら歌う際は、マイクスタンドに楽器が当たらないようにブームタイプのスタンドを使うものなんですが、始まってみたら納得。スタンドを倒すなどのアクションを入れながら歌ってました。

ギタリストとしてよりもボーカリストに重点を置いたライブだからこそ、ストレートタイプのマイクスタンドをあえて使ってたんですね。マイクスタンドさばきもさすがでした。

HIROさんのギターを支えるバッキングを弾くShinobuは、「HIROさんの曲に良くある、Aメロが3回あるとしたら3回目のAメロの6小節目だけフレーズが違うのが大変」だったと語ってました。確かにHIROさんのギターって繰り返しの中に違ったフレーズが入ることが多くて、コピーするの大変なんですよね。ただ、それを表には見せずにさらっとこなすのはさすがでした。

リズム隊も安定感がすごかったです。ササブチさんのドラムは以前から映像などでは拝見してたんですけども、生で聴いたらやっぱりすごかったですね。

余談ですが、先日中村泰造さんとは撮影現場でご挨拶させていただきました。元ヒスブルのお二人とcuneによる「キュボン」という期間限定バンドのライブが10月にまたありまして、そこでご一緒させていただくので、この日のライブのお話しさせていただけたらと思ってます。

アンコールではラクリマの楽曲を演奏

アンコールでは、Rayflowerなどでボーカルをやっている田澤孝介氏が呼び込まれ、ラクリマの楽曲が演奏されました。

セットリストはこちら。

• 情熱の風
• Ivory Trees
• IN FOREST
• THE SCENT

田澤氏のハイトーンボイスがラクリマの楽曲とマッチしてますね。

また、サポートメンバーの皆さんの完コピっぷりがすごかったです。あの難しくて覚えにくいラクリマの楽曲を細かいところまで再現されてました。

サポートメンバーがご覧のメンバーでしたから演奏が上手なのは当然なんですけども、普通だったらもう少し自分の個性を出したりしちゃうものなんですよね。そこをグッと抑えてラクリマの楽曲再現に徹していたのはさすがです。

Midnight sun over the next

このライブにて、ソロライブの追加公演が発表されました。

• 11月3日初台DOORS
• 11月4日新宿MARZ

もしクアトロに行き損ねたという方がいらっしゃったら、この2本ぜひチェックしてみてください。

最後に

HIROさんのギターだけでなく歌も堪能できて、ラクリマの楽曲も楽しめて、最高でした。

またライブ遊びに行きたいと思います。