年末に青春18切符を使って、東海〜関西を旅してきました。いろいろなところに行ってきたので、スポットやグルメの記事を書いていきたいと思います。
青春18切符旅で一番最初に訪れたのは、沼津港にある「沼津水族館」。日本で一番水深が深い沼津港に作られた水族館ということで、深海生物に特化した展示と、世界で唯一のシーラカンスの冷凍展示を行っています。そんな「沼津水族館」の展示やおもしろ生物を振り返りたいと思います!
目次
1階は沼津港の紹介や深海生物の展示がメイン
某エヴァの使徒感がある「ガンガゼ」。
ころんとしたフォルムの「フウセンウオ」。オレンジ色の子もいてかわいいです。
「ウルトラマンホヤ」は、写真では見たことがあったけど、ひとつひとつが1センチないくらいで意外と小さくてびっくり。白い斑点が顔みたいで名前の由来もあのウルトラマンからきているそう。
大きな半円状の窓がついている水槽もあって、大きなカニの足がリアルに見えます。
植物みたいだけど、プランクトンを食べて生きる「トリノアシ」。こんな不思議な生き物も。
目の下が光る特殊な金目鯛の展示も。水槽の撮影が難しかったので画像は模型です。光る仕組みを解説したボードもありました!
目玉展示の「メンダコ」は撮影禁止だったので、こちらは解説ボードの画像。うさ耳みたいでかわいい。捕獲&飼育が難しいらしく、展示をしている間に沼津水族館に行けたらラッキーかも。
「メンダコ」をはじめとして深海生物は水圧の差や飼育の難しさから、珍しいものは特に生きているものを見られる場所は少ないようです。沼津水族館は、港のすぐそばという立地から、そういう珍しい生物の展示がおこなえるそうです。
1階ではそのほかいろんな深海生物や、「ユウレイイカ」や「リュウグウノツカイ」などの剥製も展示されていました!
2階は生物の進化について紹介する展示から
ジャングルみたいな入り口。シーラカンスの展示場所までの間に、生物の進化について学べます。
水族館なのにハリモグラの展示も!カモノハシのように卵を産む生物として、爬虫類から哺乳類への進化の鍵となる生き物なんだそう。
アンモナイトなどの化石もあって、進化の歴史をたどることができます。
つるっつるの体表がおもちゃみたいでかわいいタイガーサラマンダー。トカゲみたいだけど、サンショウウオの仲間なんだとか。
目玉のシーラカンス展示や透明標本のコーナー
進化ゾーンを抜けると、シーラカンスの冷凍展示があります。標本の他にも、模型や解説などがたくさんあって、さすが世界でここだけの展示といった感じです。
シーラカンスの周りには透明標本のコーナーが。赤と青で色付けされた、たくさんの標本がみられます。
透明標本は東急ハンズで売っていて欲しいな〜と思ってたので、いろいろ見られて良かったです。
生きている姿と透明標本を並べて展示しているコーナーもあって、工夫が感じられます。
スタッフの遊び心満載の展示も
水族館近隣の飲食店の紹介を交えた展示など、さらに工夫を感じられるコーナーが特にお気に入りなので紹介していきます。
いい出汁が取れるということで、鍋と一緒に展示されている「オオコシオリエビ」。インパクト抜群。
食堂を模した水槽で展示される魚も。
世界のグルメにアレンジされた模型とともに展示される「ヌタウナギ」。
スイーツと組み合わせた深海生物の模型も。ウニの仲間の「フジヤマカシパン」をイメージしたパンケーキが美味しそう…。
海の生物にまつわるクイズコーナーはありがちだけど、このクラゲはすごい。
共食い!?しかも丸呑みしちゃうっていうところに驚き。
スタッフさんも深海生物を食べちゃう!深海生物への情熱を感じます。
その他の展示もかいつまんで紹介
スタッフさんに食べられちゃった生き物のひとつ「ダイオウグソクムシ」。数年前に大ブームがありましたね。
今や水族館でおなじみの「チンアナゴ」もいます。かわいい。
その他、プラスティネーションという技術を使って、形や質感をリアルに表現した標本の展示もありました。メンダコ展示がお休み中でも本物に近い姿をみることができます。
「メンダコ」のオスメスの見分け方もわかりやすく紹介されています。
まだまだたくさんの展示がある「沼津水族館」
主に個人的に気になった生物や展示を紹介してきましたが、まだまだいろんな展示がある「沼津水族館」。ぜひ、訪れて実際にいろんな生き物を見てみてほしいです。
次回は「沼津水族館」の帰りに立ち寄った、深海魚が食べられる回転寿司「活けいけ丸」の紹介をします!
■住所:静岡県沼津市千本港町83番地