2日目のメインは、神戸・北野町です。元町から15分くらい坂を登って、後輩ちゃんと北野町を観光。「旧ヴォルヒン邸 香りの家オランダ館」「旧ヨハン・フラウベルト邸跡 デンマーク館」「旧W.クンツェ邸跡 オーストリアの家」を中心に巡ってきました。
洋館が建ち並ぶ北野町
元町・三ノ宮を見渡せる高台にある北野町は、異人館街で有名な場所です。8年前にも一度訪れていたのですが、もう一度見たいと思って行ってきました。
洋館なのに、屋根にはシャチホコ…?
雰囲気があって、写真映えする街並みからか、ウエディング関係のお店も多かったです。「なんか、そうじゃない…」と、ツボにはまったポスターがこちら。
異人館街ですが、「北野天満神社」もあります。縁結びの神様を奉っているようで、水占いのおみくじがあったり、ハートの絵馬がたくさんにかけてあったりして、インパクトがすごかったです。
3つの異人館を見学
前述の3つの異人館の入場料は合計1700円ですが、3館入場できるこのパスポートは1300円で購入できます。
旧ヴォルヒン邸 香りの家オランダ館
まずは「香りの家オランダ館」から。ここではオリジナルの香水を作ることができます。今回も作ろうと思っていたのですが、まだ旅も半ばだったのでやめました。
建物に入ると、香りの館らしく、似合う香りのチャートなどが置いてあります。
最初の展示部屋にあった、かっこいい椅子。
洋館ですが、ところどころ和のテイストが入れ込まれています。この照明も、鎖部分に桜の飾りが付いていて、珍しいものだそうです。
当時の様子を感じられる部屋も良よかったのですが、照明がおしゃれだったので、各部屋の照明をまとめていきたいと思います。
シンプルな形に、ブルーの模様が可愛い照明。
メイド部屋は天使の飾り付きで、ファンシーな照明。
やわらかい色合いのバラが可愛い。
その他、バスルームやキッチンもレトロで素敵でした!
ドールハウスみたいなガス台。シンクも白と青のタイルで可愛かったです。
旧ヨハン・フラウベルト邸跡 デンマーク館
「デンマーク館」はテーマ館ということで洋館を見学できるわけではないのですが、バイキングの紹介やマーメイドなどアンデルセンについての展示があります。
ロイヤルコペンハーゲンのアンティークプレートの販売もしています。
マーメイド柄のお皿。これ欲しいです。
吹き抜けの建物に展示してあるバイキング船は、1/2サイズのレプリカなんだそう。なぜか大量の小銭が投げ込まれてます。
漫画やゲームなどにも登場するルーン文字は、もともとバイキングが呪術的に使っていたみたいです。
ちなみにバイキングの中には、「ベニテングダケ」を常用することで、幻覚を見て暴れるという危ない人たちもいたそうです。
旧W.クンツェ邸跡 オーストリアの家
デンマーク館とオーストリアの家の間にはお茶やお酒が飲めるテラスがあります。日本ではここでしか食べられないというインペリアル・トルテは、お土産で買うこともできますが、テラスでドリンクセットにして食べることもできます。
皇帝陛下のために作られていたというケーキということで、ちょっと食べてみたかったかも。
モーツアルトに関する展示をしているオーストリアの家もテーマ館ですが、18世紀当時の貴族の服装などを見ることができます。
左は結婚式の衣装。右の農夫婦の服装は、農家とは思えない可愛さです。
10円を持っているサルが気になる置物。この辺にも小銭がすごいおいてありました。なぜ?
別館の2階ではモーツアルトが使っていたピアノのレプリカの展示や、来歴などが紹介されていました。
他にもいろんな洋館がある北野町
アイキャッチ画像の風見鶏の家やうろこの家など、他にも洋館はたくさんあります。が、入場料がかかるところが多いので、全部見ようと思うと結構な金額になってしまいそうです。
ちなみに、以前作った香水はこちら。好きな香りや色・素材といったアンケートに答えて、展示を見ている間に調香してくれます。
作った香りを比べてみるのも楽しそうなので、次回はまたオリジナル香水を作ってみたいと思います!
「旧ヴォルヒン邸 香りの家オランダ館」
■住所:神戸市中央区北野町2-15-10
「旧ヨハン・フラウベルト邸跡 デンマーク館」
■住所:神戸市中央区北野町2-15-12
「旧W.クンツェ邸跡 オーストリアの家」
■住所:神戸市中央区北野町2-15-18