手軽に使えるレコーダーとしてTASCAM(タスカム)のハンディレコーダー「DR-40」を使ってます。
スタジオやライブの音を録るのにも使えますし、簡易的なレコーディングにも活躍する名機ですよ。
目次
マイクの切り替えができるリニアPCMレコーダー「TASCAM DR-40」
TASCAM DR-40は価格の割に高機能なハンディレコーダーです。
この手のハンディレコーダーは「リニアPCMレコーダー」と呼ばれているんですね。
いろんなメーカーからリニアPCMレコーダーは発売されてますし、TASCAMでもいろんな機種がある中で僕がTASCAMのDR-40を選んだ理由はこんなところです。
- 24bit/96kHzの高音質で録音ができる
- A-B方式とX-Y方式の切り替えができる
- コンデンサーマイクも接続できるXLR/TRS入力搭載
事前に調べたところはこの3点に惹かれた訳ですが、実際に使ってみた感想も交えてDR-40の良いところをご紹介します。
シンプルで使い勝手の良いボタン
まず操作が楽です。
そんなにたくさんの機種をいじった訳ではないんですが、説明書を見ずに簡単に使うことができました。
▼外観はこんな感じ。基本的には録音ボタンと停止ボタンくらいしか使わないので、設定するときにちょっとややこしいくらい。
▼本体左側にレベル調整ボタンがあってこれが使いやすいです。機種によってはメニューの中に入らないとレベル調整もできないものもありますしね。
▼右側は特筆することはないですが、このタイミングで紹介しておくとSDカードを使うので便利ですね。
A-B方式とX-Y方式の切り替えができる
ほとんどのレコーダーがマイク部分は固定されていて、購入する時点でA-B方式にするかX-Y方式にするかを選ばないといけないんですよね。
そうすると用途によって使い分けることができなくて、自分にとってよく使うシーンにあわせて購入するしかないんですが、DR-40はそれを切り替えることができるんです。
▼狙った場所を録音したければX-Y方式に。
▼広い範囲で録音したければA-B方式に。
コンデンサーマイクも使えるマイク入力
▼本体下側にマイク入力があります。
このマイク入力を使って4トラックのレコーディングも可能なんですけどもそれは本命ではなくて、コンデンサーマイクを挿せるっていうのが熱いですね!
ハンディレコーダーなりの手軽さもありつつ、マイクの選択肢も複数持てるというのが便利です。
といいつつ、ここはまだ使ったことが無いので、また別の機会にレビューできればと思ってます。
三脚用の穴も付いてる
▼本体裏側には三脚用の穴も空いてます。
▼ミニ三脚に付けてもいいですし、がっつりと本気の三脚につけてライブハウスの後方に置いておくっていうのもありです。
三脚用の穴は結構どの機種にも付いてるのかなと思うんですが、一応ご紹介しておきました。これが無かったら結構どうにもならないですからね…。
リニアPCMレコーダー「DR-40」の使用例
実際に僕が使ってるシーンについていくつか記事を書いてますのでご紹介します。
プリプロのドラム録り
プリプロを手軽に行うために、リハスタで生ドラム録音にDR-40を使いました。
手軽なだけでなく、プリプロ程度であれば十分使える音質で、かなり満足しています。
Vlog用のマイクとして使う
YouTubeにアップするVlog用の動画撮影時も、カメラにガンマイクをつけるのではなくて、リニアPCMレコーダーを使って録音しています。
高音質のガンマイクを使うことができればもちろんそれの方がいいんですけどね。リニアPCMレコーダーはコスパが良いんですよ。
最後に
プリプロしたり簡易的なレコーディングをしたり、ライブハウスで音を録っておきたいときにも便利ですので、興味ある方はぜひチェックしてみてください。
僕は元々自然環境音などを録音したくて購入したものなので、今後なにかしらの形でそれらの音も紹介できればと思ってます。