長いこと愛用している「HERCULES(ハーキュレス)」というメーカーのギタースタンドがありまして、先日経年劣化によって部品が壊れてしまったため買い替えました。
ギタリストなら誰もが一度は考えたことがあることですけども、世の中のギタースタンドが全部これになったらみんな幸せになれると思うんですよね。
安心してギターを預けられるギタースタンド
この度購入したギタースタンドはハーキュレスのGS412Bというモデルです。
ライブハウスやリハスタにハーキュレスのギタースタンドが置いてあったらめちゃめちゃホッとします。安心してギターを置けるんですよね。(逆に言えば貧弱なギタースタンドだったら置かずに、ケースから出したらずっと持ってることもあります。)
公式の情報を少し載せておきますね。
高さ | 85-107cm |
耐荷重 | 15kg |
折り畳みサイズ | 71x15cm |
▼先代のギタースタンドが壊れたその場でAmazonで発注し、翌日届きました。この子がいなければ僕のギターはケースに入りっぱなしになってしまうので早急な対応はホントありがたいです。
▼本体はシンプルな構造です。
▼ギターを乗せるとこんな感じ。
正面から見ると分かりにくいですが、ギターの下部分を支えるのではなく、ヘッドを吊るすようになってます。これがハーキュレスのギタースタンドの特徴なんです。
ヘッドを吊るす構造
ギターはヘッドを吊るして保管するのがネックの状態を保つのに良いと言われてまして、ハーキュレスのスタンドはヘッドを吊るす形で置くことができる数少ないギタースタンドなんですよ。
この構造になってるだけでも利用価値があると言ってもいいです。
▼しかもギターを吊るすとアームが閉じるようになっていて、
▼こんな具合にヘッドが外れないようにアームで保護してくれるんです。
本体を優しく支えるゴム
ヘッドを吊るしただけだと「ぶらーん」となってしまいますから、それを支える部分が存在する訳で、その支える部分のゴムが本体に汚れも傷もつけないいい感じの材質なんです。
ゴムと言ってますけども、固めのスポンジっていうイメージですかね。
▼このようにボディの裏側を面で支える形になってます。材質に加えてこういう構造になってるためにギター本対を傷つけることがないんですね。
▼本体を支えるゴム部分は上側に折り畳むと上下に移動可能で、高さ調整が楽ちんです。
ちなみに、GS414Bという別のモデルもあるんですが、こちらはギター本体の縁部分にあたるため、個人的にはあまり好きじゃないです。
ゴム自体がギターにくっつくこともありませんし、本体裏に当たるのとどっちも変わらないとは思いますので、あくまで好みの話ですけどね。
簡単に高さ調整が可能なグリップ
高さ調整もめちゃめちゃ簡単です。安いギタースタンド買うとねじ式になっていて、ねじを回すのもめんどくさいし、安定感も薄れてる気がして嫌なんですよ。
▼グリップを握って上側のパーツを上下に移動し、かちっとハマるところで止めるだけ。
長期利用時は壊れる場合があるため要注意!
こんなに素晴らしいギタースタンドなんですけども、さすがに消耗品でして、何年も使い続けるのは難しいようです。
僕は7年くらいは使ってると思うんですけども、グリップ部分がべたつき出したら要注意です。
▼左が新品、右が長い間使ってきたものです。べたついてる感じが伝わりますかね?ゴミがついてるのも手でこすったくらいじゃ取れなくて、手についたべたつきも全然取れないんですよ…。
ネットで調べたところ、何年かに作られたモデルに発生してる不具合だそうで、現在販売されているものはほぼこういう症状がでないとのこと。
▼僕はどうやらハズレの年に作られたものだったみたいで、ギタースタンドを移動させようと持ち上げたところグリップ部分が壊れました。
▼外れたパーツがこちら。どうやっても元に戻せなかったですし、べたべたで触るのも嫌だったからちょうど買い替え時期だったかなと。
ギター乗せてるときじゃなくて本当によかったですよ。
長く使ってる方は気をつけてくださいね。
【追記】壁掛けタイプも買いました
HERCULES GSP39HB PLUSという、メッシュラックに取り付けて壁掛けにするタイプのものを買いました。
床に置いて立てかけるタイプも良いのですが、壁掛け型は床が空くので掃除しやすくなったのは良かったです。思った以上に安定感もあります。
最後に
ギターやベースをやってる方はほとんどの方が持ってるとは思いますが、おすすめのギタースタンドなので、もし持ってない方はチェックしてみてください。
値段も安いですしね。
そして、長く使ってる方も僕みたいに壊れる前に買い替えた方がいいと思いますよ。楽器が壊れることを考えたらずっと安上がりなので。