先日、縁あって千葉県鴨川市のプレスツアーに参加させていただきました。
1泊2日の日程で、関東のリゾート地・鴨川を満喫してきたので、そのリポートを書きたいと思います。
「勝浦ビッグひな祭り」とは?
まず、「勝浦ビッグひな祭り」について簡単にご紹介すると、徳島県勝浦町から譲り受けたものや一般の家庭から寄贈されたものを中心とする約3万体のひな人形を、市内の各地で展示するというもの。2016年は2月26日(金)~平成28年3月6日(日)に開催しています。
遠見岬神社のメイン会場
私たちが訪れたのは、ポスター写真にも使用されている遠見岬(とみさき)神社と勝浦市芸術文化交流センター「Küste」ですが、街中にもたくさんのひな人形が飾られていました!
こちらが遠見岬神社の石段に飾られている雛人形。
なんと60段の石段に約1500体が並べられているそうです。結構急な石段で、近くで見ると迫力もすごいです!また、こちらの神社では漁業の町らしいかわいいお守りも売っていました。
カツオと金目鯛にかけて、男性向けが「勝男みくじ」、女性向けが「金女みくじ」です。
あまりにもかわいくて、旦那氏分も一緒に1つずつ購入。私は小吉、旦那氏は中吉と、なんとも無難な結果でした。
勝浦市芸術文化交流センター会場
そして、勝浦市芸術文化交流センター「Küste」にも行ってきました!近未来的なきれいな建物です。
こちらは入場料300円で、約8000体が展示されているそうです。メインホールにたどり着くまでの通路にもたくさんの人形が飾られていました。
ちなみに竹細工はスタッフさんの手作りなんだそう。
中にはこんな個性派も。林真理子さんのイラストにちょっと似てる気がしなくもないですね。
マトリョーシカみたい。
いろんなおひなさまの中を通って、メインホールに到着!圧巻ですね。8000体中6000体がこのホールにあるとか。
前方に飾られている人形たちは特に状態も良くて、着物も豪華。神16(勝手に言ってる)に選ばれただけある美しさです。
そして振り向くとさらにひな壇がドーン!こちらには、市販で1番大きいという60サイズのひな壇が並べられていました。
ホールを出ると、お土産やひな祭りにちなんだ食べ物などの売り場もあって、地元のサザエの殻を使ったおひなさま(ちょっと欲しかった!)やご当地キャラ・カッピーのグッズなどを売っていました。
イケメンお内裏さまランキングを発表!
需要があるのかわかりませんが、芸術文化交流センターの8000体の中から独断と偏見で選んだイケメンのお内裏さまを発表します!
第3位
憂いを帯びた表情が女子のハートをキャッチするに違いありません!塩顔男子好きにオススメです。
第2位
幅広二重に、よく見るとブラウンの瞳。大きい目が魅力的ですね。
第1位
堂々の1位はシュッとした輪郭に、繊細な下まつげ!眉毛もきれいで、見た瞬間に彼しかいないと思いました!
特に1位、2位は好みが分かれるところではないでしょうか。
特別賞
「温めておきました」というセリフが似合いそうです。
勝浦ビッグひな祭りの魅力って?
さて、気をとりなおして。今回、たくさんのひな人形を見て思ったのは、当たり前ですがそれぞれ表情が違うということ。職人さんの個性はもちろん、時代によって流行みたいなのがあるのかもしれません。見比べて楽しめるのは、これだけの数が一度に揃っているからですよね。
もうひとつはきれいな衣装をたくさん見られること。ひな壇それぞれに色味が違って楽しいですし、特に十二単を着たおひなさまの豪華さは芸術作品といえるほどだと思います。
正面から見ることの多いおひなさまですが、細部にもこだわりを感じます。
また、町をあげてのイベントなので、商店街にちょっとした出店が出ていたりして、本当にお祭り感覚で楽しめます!今回はできませんでしたが、食べ歩きをしながら町中に飾られたひな人形を見て回るのも楽しそうです。ちなみに近くにレンタサイクル店もあったので、自転車で町を回るのもいいかもしれません。
最後に
私の家にはひな人形がなく、こうやってまじまじと見るのは初めてだったので、いい機会でした。あと、個人的には牛車(?)の牛がかわいくてお気に入りです。
それに鴨川まではアクアラインを通って車で約2時間と、都内からも意外と近くてびっくり!
「勝浦ビッグひな祭り」は3月6日(日)まで開催しているので、今週末はふらっと鴨川に行ってみるのもいいかもしれません。