「ACIDMAN Tribute Works」は各バンドの色が出ていて面白かった

「ACIDMAN Tribute Works」は各バンドの色が出ていて面白かった
関連キーワード
音楽

昔から大好きなアーティストであるACIDMANのトリビュートアルバム「ACIDMAN Tribute Works」が、2025年10月29日に発売されました。

ACIDMANの13枚目のアルバムである「光学」と同時リリースだったんですが、トリビュートについて触れておきたかったので、曲のリストと個人的な感想をまとめておきます。

ACIDMAN Tribute Worksの収録曲

収録曲と、その楽曲を演奏したアーティストは下記の通りです。

01.アイソトープ / ELLEGARDEN
02.world symphony / ストレイテナー
03.to live feat.LEO (ALI) / 東京スカパラダイスオーケストラ
04.夜のために / the band apart
05.Rebirth / じん
06.輝けるもの (Remix) / jon-YAKITORY
07.風、冴ゆる / downy
08.赤橙 / 10-FEET
09.at / SOIL&”PIMP”SESSIONS
10.季節の灯 / yama
11.migration10⁶⁴ / THE ORAL CIGARETTES
12.SILENCE / BRAHMAN
13.ある証明 / Dragon Ash

楽曲を聴いた個人的な感想

ACIDMAN Tribute Worksを聞いた感想をざっくりと書き留めておきます。

衝撃を受けたのはストレイテナーの「world symphony」でした。コード進行がかなり変わってますし、Bメロに入ったところの拍の取り方が全然違って面白いアレンジだなと思いました。

「world symphony」って元々変なコード進行の曲なんですよ。特にサビが「そのメロディにそのコード?」っていう違和感があって。

それを違和感がない方に戻したストレイテナーverに違和感があるように聴こえる不思議さがありました。

downyの「風、冴ゆる」もすごかったです。原型がほぼないです。こんなに大胆に崩してくる人もいるんだなと。

アレンジの域を超えて、「モチーフにして別曲作りました」みたいな印象でした。面白い発想だと感じました。

逆に原曲により忠実だった曲でかつ好きだったのはTHE ORAL CIGARETTESの「migration10⁶⁴」でした。

アレンジの方向性や雰囲気などを原曲そのままに、その中でTHE ORAL CIGARETTESらしさを反映させた楽曲という印象でした。

最後に

「光学」もいいアルバムだなと感じましたし、トリビュートと並べて聴いた時にACIDMANの軸が全然ブレてないのがすごいなと思いました。

20年以上活動を続けたバンドが、進化はもちろんしながらも、自身のカラーはそのままで居続けることの難しさはわかっているので、めちゃめちゃすごいことだなと。

ACIDMANのメンバーが初視聴したリアクションが見れる動画もありますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

キーワード
音楽