僕が小さい頃から食べ慣れているのは「桔梗信玄餅」だったんですけども、それとは別に「信玄餅」という名前で別メーカーが商標登録していることを知りました。
なんでこんなややこしいことになっているのか調べてみました。
信玄餅の元祖はどっちなのか
ネットで信玄餅の元祖について調べてみると、結構情報にブレがあって正確な年代がわかりません。
Wikipediaを信じるのであれば、1968年に桔梗屋が信玄餅の販売を開始し、1972年に金精軒が信玄餅の販売を開始。
その後に金精軒が信玄餅の商標を取ったため、桔梗屋が商標を避けるために桔梗信玄餅に商品名を変更、っていう流れのようです。
つまり、元祖は桔梗屋の桔梗信玄餅の方だと言えそうですが、実際のところ「販売を開始した」ことがその年だっただけで、それ以前から信玄餅というお菓子は存在しており、結局どこが発祥かはよくわからないようです。
桔梗信玄餅と信玄餅
封を開けたところですけども、この模様が入った包みは桔梗信玄餅です。
そしてこちらが金精軒の信玄餅。ご覧の通りパッケージに商標登録と書かれていて、今回この疑問が浮かびました。
中身はほぼ同じです。味も、その場で食べ比べたわけではないため桔梗信玄餅の記憶を辿りながら信玄餅をいただきましたが、同じ印象でした。
信玄餅に似た和菓子「大風呂敷」
最近知った「大風呂敷」という山陰地方の餅菓子も、信玄餅にかなり似てます。福岡の「筑紫もち」もそうですし、全国各地に似たようなお菓子がありそうですね。
大風呂敷は梨を使ったシロップが絶品で、信玄餅よりも個人的には好みでした。
最後に
桔梗信玄餅も久しぶりに食べたくなってきました。
結構いろんなところで見かけるので買いたいと思います。
※金額は記事執筆現在のものです