2024年12月22日(日)にM-1グランプリが放送されます。
決勝戦に勝ち上がった9組について、お笑い好きじゃない方にとっては知らないコンビもいるかもしれませんので、ざっくりと紹介しておきます。(五十音順)
「ライブには足を運ばないけど動画コンテンツは結構よく観る」くらいのお笑い好きが主観で勝手にまとめているものなので、参考程度に留めていただけると助かります。
よしもと以外の事務所のコンビには所属事務所も添えておきます。
M-1グランプリについて書いた記事はこちらにまとめてます。
エバース
決勝戦初進出となるコンビが5組いるんですが、そのうちの1組がエバースです。
去年の敗者復活戦で爪痕を残し、今年は数々の賞レースで決勝の舞台に立ち、ネタを消費しながらM-1グランプリ2024の決勝まで駒を進めました。
特にNHK新人お笑い大賞では優勝もしてますし、去年の準決勝のネタがYouTubeで公開されて以降は、2024年はエバースが優勝候補という声もよく聞こえてきました。
変化球ではなくてストレートなしゃべくり漫才、っていう感じがすごく好きです。
NHK新人お笑い大賞決勝ネタの「タバコ」を貼っておきます。
真空ジェシカ
4年連続決勝進出となる真空ジェシカ。プロダクション人力舎所属です。
4年連続ってかなりの成績で、9年連続の笑い飯、5年連続の和牛に次いで、ハライチと並ぶ回数です。
真空ジェシカは漫画やアニメなどのカルチャーをネタに盛り込むことが多いので、審査員の若返りが追い風になりそうです。
真空ジェシカのYouTubeチャンネルを見たところ、漫才の動画が2年前に上がってるもの以外に公開されておらず、M-1以外であんまりネタを見ない気がするんですが、それでも毎年決勝に勝ち上がるネタを仕上げてくるのはすごいですね。
ジョックロック
決勝戦初進出で、結成からはわずか2年と今回最も結成歴が浅いジョックロック。
芸歴はゆうじろーが5年目と、今大会で最も若手です。
NHK新人お笑い大賞では2023年・2024年ともに準優勝と、賞レースの成績が良いです。
ドラマをテーマにした漫才コントで、ゆうじろーのボケに対して福本ユウショウが「客席に視線を向けてツッこむ」というスタイルが独特です。
ジョックロックの公式YouTubeチャンネルに「不倫ドラマ」の動画が上がってたので貼っておきます。
ダイタク
ラストイヤーで初めての決勝戦進出を果たしたダイタク。
僕の友人である囲碁将棋が可愛がっている直の後輩ということもあって、個人的には優勝してほしい思いが強いコンビです。
双子をここまで生かすことあるかっていうくらいの双子ネタが特徴で、去年の準決勝では双子ネタをほぼ活かさずに父親のエピソードトークを披露するネタが最高に面白かったです。
ダイタクも真空ジェシカと同様、YouTubeチャンネルに漫才ネタがあまり上がっておらず、数年前にアップされていたネタが去年の準決勝のネタだったので貼っておきます。
トム・ブラウン
ダイタク同様、今年がラストイヤーとなるトム・ブラウン。ケイダッシュステージ所属です。
2018年に決勝戦で大きな爪痕を残し、当時は色物キャラとして見られる傾向が強かったように思えますが、一周回って可愛く見えてくるほどお茶の間に定着しました。
トム・ブラウンに至っては、公式のYouTubeチャンネルが存在しませんでした。ケイダッシュステージの公式チャンネルには漫才動画が上がってましたがそれも4年前のもので、以前にM-1決勝に進出した時のネタでした。
ライブシーンでは漫才をひたすら叩いてると思われますので、ラストイヤーの仕上がりが楽しみです。
ママタルト
2022年・2023年と準決勝を2度経験し、今回初の決勝戦進出となるママタルト。サンミュージックプロダクション所属で、漫才協会にも所属しているそうです。
大鶴肥満が水曜日のダウンタウンに引っ張り凧の一年だったような印象があって、あとは「大喜る人たち」というライブで檜原をよく観るものの、思ったよりネタを見たことないことに気づきました。
ママタルトはYouTubeの動画更新回数は多いものの企画ものが多くて、漫才動画は1年前のものが最新でした。
バッテリィズ
去年初の準決勝進出を果たし、今年は初の決勝戦進出となったバッテリィズ。
今年開催された第13回ytv漫才新人賞では3位に入賞してます。
関西の王道っていう感じのテンポの良いしゃべくり漫才で、観ていて気持ちが良いです。
バッテリィズもどうやら公式のYouTubeチャンネルがないようです。芸人さんってあんまりYouTubeに力入れないんですかね。決勝まで残っただけでもチャンネル登録者数跳ね上がりそうですけどね。
令和ロマン
去年の覇者である令和ロマン。
優勝したコンビが決勝戦に勝ち進んだのは、フットボールアワー・NON STYLE・パンクブーブーに次いで4組目です。
芸歴は、ジョックロックのゆうじろーの次に若手です。
今年開催された第45回ABCお笑いグランプリでも優勝してますし、M-1初の二連覇も本当にあり得るなと思えてしまいます。
ヤーレンズ
去年の準優勝者であるヤーレンズ。ケイダッシュステージ所属です。
1票差で令和ロマンが優勝という接戦でしたから、かなり悔しい思いをしてると思います。
サンドウィッチマンのような漫才コントが多く、ワードセンスが独特ですし、テンポも早めです。
先日THE MANZAIでも披露されていた「和菓子屋さん」のネタ動画を貼っておきます。
最後に
どのコンビが優勝しても納得できるようなメンバーだと思ってますが、個人的にはどうしてもラストイヤーの2組に頑張ってほしいなという気持ちがあります。
審査員がガラッと変わりましたし、人数が7名から9名になった影響がどう出るのか、視聴者としてはすごく楽しみです。