副業を選ぶコツについて記事にまとめましたが、今回は副業を始めたい人がどのようにスキルを身につけたらいいかについて解説します。
僕の経験を元にまとめていきますので、どなたにでも当てはまることではないかもしれませんが、副業をしたい方のヒントになれば幸いです。
関連記事:副業探しのコツについて
まず最初に、副業探しのコツについて書いた記事を貼っておきます。
下記の記事の「リスキリング」についての話を広げたのが今回の記事なので、まずはこちらを読んでいただいた方が理解しやすいと思います。
働きながら業務の中で学んでいく
僕は元々飲食店で働いていて、そこからウェブデザイナーにいきなり転職しました。
運も良かったと思いますが、趣味でホームページ作っていたため、そのスキルが生きてウェブデザイナーになれたんだと思います。
ウェブデザイナーの仕事を通してスキルをどんどん磨いていくことができて、そのスキルを後に副業に生かしていきました。
具体的には、バナー制作の仕事でPhotoshopの操作技術が高まり、その技術を使ってiOSのUIデザインとアイコンデザインを担当するようになりました。
このように、仕事を通してスキルを高めていくことができれば、仕事以外の時間を消費しないで済むので、身につけたいスキルが明確な方はその業界に飛び込むのがおすすめです。
趣味が転じて副業になるようなものをチョイスする
上記の事例でいうところの「ホームページを作るスキル」がないとウェブデザイナーになることができなかったため、まずはとっかかりとなるスキルをつけておいた方が良いです。
そのスキルを身につける方法としては、学校に通うとか、Udemyのようなオンラインレッスンを受けるという手段がありますが、どちらもお金がかかることなので慎重に検討する必要があります。
そこで、将来お金を稼げるような仕事につながる趣味を探すことをおすすめしてます。
僕の例で言うと、ブログを趣味で始めた結果、アフィリエイトで結構な金額を稼いでる時期がありました。
プロブロガーという言葉が流行ったこともありましたが、僕は自分をプロブロガーだと思ったことはありません。趣味でやってるブログでお金が稼げただけです。
そのブログを通じてウェブマーケティングやSEOの知識がついてきて、それを後に事業として展開していきました。
ブログはあくまで一例ですが、絵を描く・写真を撮る・音楽を作るなど、趣味が仕事につながるケースは多々ありますので、興味を持ったもので副業程度のお金が稼げるかどうかをチェックしてみると良いと思います。
いまの時代だと映像制作を趣味でやってる方は、YouTuberの下請け仕事を取りやすいかと思います。
習得するスキルの幅を狭めておく
副業を始めるコツの記事でも触れましたが、まずは少額を稼ぐことが重要だと感じてます。
少額だけでも稼げるように、習得スキルを狭めてそのスキルだけで請けられる仕事を探してみるのもおすすめです。
例えば映像制作の仕事だった場合、映像編集ソフトのことを深く知らなくても、特定の作業ができるだけで仕事ができてしまうこともあります。
テロップを入れるだけの仕事とか、カット編集だけの仕事があったりもします。
仕事の中でスキルは広げたり高めたりしていけば良いので、最初に習得するスキルは尖らせておくのがおすすめです。
学習にはAIを活用する
ChatGPTなどのLLMのおかげで、スキルを伸ばすための学習は間違いなくやりやすくなりました。
困ったことがあればChatGPTに聞くだけで解決することがたくさんあります。
ソフトやアプリの使い方は、マニュアルがあるのであればPDFをChatGPTに読ませることで、調べる時間を圧倒的に短縮できます。
AIを使って楽に稼ぐことはできないとしても、自分のスキルを伸ばすためにAIを活用することは簡単にできるのでおすすめです。
最後に
副業を始めるためには、まずはとっかかりとなるスキルを身につけることが最優先事項ではありますが、将来的に副業を伸ばしていくのであれば、スキル同士の掛け算も意識しておくと良いと思います。
習得したスキルが他のスキルとの相性が良い場合、別の仕事を獲得しやすかったり、収入を上げやすかったりするので。
とはいえ、興味のあるものから手をつけて、少額を稼いで見てから考えるので良いと思いますけどね。
複業まで展開していきたい方はその辺りも意識して考えてみてください。