スト6を始めてからアケコン派だった僕がパッドに乗り換えて1年以上が経ちました。
ボタン配置や操作の仕方にもだいぶ慣れましたので、僕のパッドの使い方をまとめておきます。
スト6をパッドで始めたい人や、他のコントローラーへの移行を迷ってるけど踏みとどまるかどうかのボーダーラインにいる方の参考になれば幸いです。
目次
スト6における僕のスペックについて
まず最初に、僕のスペックをまとめておきます。
格闘ゲームは餓狼伝説から始めてKOF98で卒業し、その後はゲーセンや友人宅で数回プレイしたことがある程度でした。ゲーム機は初代PS以来購入したことがなく、パッドのアナログスティックは触ったこともなかったです。
スト6を始めるまではアケコンでプレイしていて、スト6とPS5を同時購入してDualSenseでプレイしてみたところ意外といけそうだったのでそのままアケコンを購入せずに今に至ります。
マスターまでは6キャラ(ディージェイ・ジュリ・キャミィ・春麗・エド・ベガ)行きまして、現在はジュリをメインにMR1600未満くらいを上がったり下がったりしています。
モダンもやってみましたがアシストボタンを押したり離したりが難しすぎて、1週間も持たずにクラシックに移行しました。
ほとんどの操作はできるようになり、いまのところ苦手な操作は「弱P or 弱KキャンセルSA」くらいで、中攻撃以上であればSAもキャンセルからサクッと出せるくらいには操作技術は向上しました。
ジュリの場合「通常の方の暗剣殺→弱K」からの風水エンジンが出せるといいなと思ってるんですけど、これができないです。
ちなみに、下記の記事ではスト6を始めて半年の感想をまとめてますが、この時は「昇龍対空や真空波動拳コマンドが苦手」だと書いてました。半年と1年とではだいぶ感覚が違います。
PS5純正パッド「DualSense」を使用
先ほど少し触れましたが、僕はPS5の純正パッドコントローラーである「DualSense」を使ってます。
他社製品のパッドコントローラーも多数出ていて、HORIの「ファイティングコマンダーOCTA」も試しましたが、DualSenseに戻ってきました。
握る部分の持ちやすさが最大の理由でしたね。
アナログスティックと十字キーの両方を使う
パッドはアナログスティックを使うか十字キーを使うかで派閥が分かれますが、僕は両方使う派です。
アナログスティックがメインで、ほとんどの操作はアナログスティックを使います。1P側と2P側のどちらにいてもコマンド入力難易度が変わらないのがアナログスティックの方、っていう感覚があるんですよね。
アナログスティックのデメリットとしては、同じ方向に2回入力するのがちょっと難しくて、前ステ・バクステ・生ラッシュ・天昇脚・アムネジアなどの入力には十字キーを使ってます。
アナログスティックに八角リングをつけて操作性を向上
アナログスティックに八角リングをつけまして、どの方向に入っているのかを指の感覚でわかるようにしました。
おかげさまでうっかりジャンプしてしまうことが減りましたし、コマンド入力精度が上がりました。
八角リングによって押し込む距離が少し短くなり、前述した同じ方向に2回入力するのも少しだけやりやすくなり、咄嗟の時のバクステがアナログスティックでもできるようになりました。
また、八角リングをつけて以来、デッドゾーンの設定は初期設定に戻しました。
デッドゾーンとは、アナログスティックの操作を十字キーに近いものに変更する設定のことなんですが、この設定がちょっと奥まったところにあって、オフライン大会では設定することができなそう(もしくは設定し忘れそう)なものなんですね。
なので、できればデッドゾーン設定をしないで、パッドを物理的に操作しやすいものにした方が良いと判断しました。
L1にパリィ・L2は使わない
ボタン設定はほぼ初期設定のままで、Lボタンの2つだけは入れ替えてます。つまり「L1にパリィ・L2にインパクト」です。
ただ、L2ボタンには指をかけていません。これは、左手のグリップ力を優先した方がアナログスティックの操作性が向上したためです。
インパクトはL2ボタンを押すのではなく、強Pと強Kを同時押しして出してます。
幸いパッドの場合は、強Pと強Kに常に指が添えてあるため、インパクト返しは結構得意な方です。sakoさんと同い年の世代ですが、インパクトは指を添えておくことで返しやすくできます。
タッチパッドにも攻撃ボタンを割り当てる
DualSenseはコントローラーの中央部分にもボタンがあり、トレーニングモードで初期状況に戻すために使われています。
僕はそこから設定を変更してファンクションキーとして使っていました。
長いこと気づかなかったんですが、ファンクションキーとして設定していたとしてもそれはトレーニングモード限定の話で、ランクマッチやバトルハブなどで対戦する際には攻撃ボタンを割り当てることができるんですね。
というわけで、ジュリのOD歳破衝専用ボタンとして弱K+中K同時押しを設定してます。
実はパッドのデメリットとして「横に並んだボタンの同時押しが地味にむずい」という問題がありました。これをタッチパッドで解決しています。
ちなみに、トレーニングモードではもちろんファンクションキーが優先されてしまうため、トレモ中のみOD歳破衝は弱Kと中Kを同時押しして出してます。
アケコンと比較した時のパッドの強み
最後に、パッドを使い始めて1年経った感想を。
冒頭で書いた通り僕はアケコン歴が長かったわけですが、パッドに乗り換えて1年経ち、今ではパッドに乗り換えて良かったと心の底から思ってます。パッドがあまりにも快適すぎます。
アケコンと比較した時のパッドの強みは下記の記事にまとめてますので、こちらもぜひご覧ください。
すごくざっくりいうと、どんな姿勢でもプレイできて、インパクトとパリィが出しやすいのがメリットだと感じてます。
そして今のところオフライン大会に出てないため実感はしてませんが、持ち運びしやすいのもパッドのメリットです。
また、故障したとしても入手が容易なのもいいですね。オフライン大会中に壊れてしまったとしても、誰かに貸していただける可能性も高そうです。
最後に
パッドコントローラーについてこれまでいろいろ書いてきましたが、記事がバラバラになっていたのでまとめる目的で書きました。
レバーレスでスト6を始めることも考えたんですが、PS5を買ったことで最初からついてくるコントローラーでしっくりこなければ移行すればいいっていうくらいに考えていて、思った以上にパッドがしっくりきちゃいました。
パッドを使うプレイヤーも増えてきて、特にPunkとMenaRDの存在が大きかったです。パッドでここまで強くなれるのであればコントローラー格差はないなと思ったので。
現状DualSenseで満足してますが、もしかしたらいずれはDualSense Edgeへの移行はあるかもしれません。また移行したとしたらその時には記事に使用感をまとめます。