2024年6月12日にLumaの動画生成AI機能「Dream Machine」がリリースされました。
以前に話題となったSoraに迫るクオリティだとSNS上で話題となってましたが、正直まだまだ映像制作現場の最前線で使えるレベルではないものの、将来的にすごいことになりそうという可能性を感じたので、書簡をまとめておきます。
Luma Dream Machineで作った動画サンプル
まずは僕が作った動画のサンプルを貼っておきます。
Luma AIの動画生成機能「Dream Machine」で動画作ってみた。結局は動画生成AIの現在地ってこんな感じだよなという所感です。
即戦力になるほどすごくはない。でもこの一歩がデカいっていう感じ。
日本語入力に対応してくれてるのはありがたい。… pic.twitter.com/fdEnX5SA5a
— 大谷大 (@delaymania) June 13, 2024
サクッと作ったのがこれだったので、ガチャすればもっと良いものが作れるとは思うものの、画像生成AIでもよく起こる「テーブルの上にカップがあるのに女性がカップを持っている」ような、実際には起こり得ない違和感が生まれがちです。
上記の動画はText to Videoだったので、動画のクオリティを上げるためにはImage to Videoで生成するのが正解だなと思いました。
Dream Machineの仕様について
Dream Machineの仕様を僕が把握している範囲でまとめておきます。
まず、無料で月に30個の動画を生成できるそうです。24fps×5秒の動画を作れるそうで、尺はそれほど稼げませんが、サンプルとしては十分楽しめる長さです。
有料プランは下記の3段階です。
Standardプラン $29.99 120本/月
Proプラン $99.99 400本/月
Premierプラン $499.99 2,000本/月
できることは、Text to VideoとImage to Videoで、先ほど触れた通り後者の作り方がおすすめです。Midjourneyなどで動画の元となる画像を先に作ってから、それを動かすというフローの方が失敗が少ないはずです。
最後に
YouTube用の素材として画像生成AIで作った画像をPremiere Proで編集時に動かしたりしてたんですが、その使い方をするならDream Machineに置き換えるのはありかなと思いました。
とはいえ価格がネックだなと思っていて、このコストをかけてまでやることなのかなと思っちゃうんですよね。
将来的にはもっとクオリティが高くなっていくと思うので、そうなったときには課金もありかなと。なんにせよもうしばらくは無料プランで楽しんで、将来どのように使えるかを妄想したいと思います。