YouTubeを始める準備はほどほどにしてさっさと始めた方がいい理由

YouTubeを始める準備はほどほどにしてさっさと始めた方がいい理由
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YouTubeを始めたい方から相談を受けることがあるんですが、準備がしっかりできるまで動き出さない人が多いです。

完璧主義な方が多いからなのか、準備ができてないうちにスタートを切ることが嫌なようですが、個人的にはほどほどに準備ができたらさっさと始めた方が良いと思ってるので、その理由について解説します。

やり始めないと見えないことが多い

YouTubeを始める前に企画を練っておくのは良いことなんですが、いくら準備をしても始めてみないと見えないことがたくさんあります。

例えば

  • どんな企画のウケが良いか
  • どんなサムネがクリックされるか
  • 喋りのトーンはどんな感じでいくか
  • 喋りとBGMの音量バランスはどのくらいが適切か

などです。

もちろん、すでに運営のノウハウを持っている人であればある程度はクリアできることもあると思います。

例えば僕は普段から映像も音楽も仕事にしているため、撮影と録音に関して、そして音量バランスはもちろんノイズ除去のノウハウもあり、オリジナルのBGMや効果音も多数持っていますし必要であれば即作ることができます。

こういうノウハウを持っている方であればある程度のクオリティが担保できますが、そうではない方はこれらのノウハウを持った人と同じクオリティのものが作れるようになるまで準備していては全然始められなくなってしまいます。

とにかくYouTubeチャンネル運営を始めてみてから、動かしながら良い方向に調整していくのがおすすめです。

機材はマイクを先に買うのがおすすめ

機材が揃ってないから始めたくないっていう意見もよく聞きます。

たしかに綺麗な映像を見せた方が良いコンテンツもあるので、その場合はカメラやレンズを購入するためにそこそこ資金が必要になるので、資金調達までに時間がかかるのであればしょうがないとは思います。

映像にこだわらないといけないコンテンツではないのであれば、映像よりも音声の質を上げた方が視聴者にとってわかりやすくクオリティが上がったと感じてもらいやすいため、まずはマイクを先に買った方が良いと思ってます。

僕が使ってるマイクは、一人喋り用のガンマイクが3万円、対談で使ってるピンマイクは1台2万円ほどと、比較的安価に手に入ります。

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もし映像の質も上げたいと思った場合は、カメラよりもまず照明を買いましょう。1万円程度のものでも十分ですし、照明が1灯あるだけでも映像の質がぐっと良くなり、スマホのカメラでも結構綺麗に見せられます。

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そもそもの話、顔を出さないコンテンツにすればカメラは必要ないので、マイクだけ買えばOKですけどね。

修正が効く箇所はあとで直せばいい

YouTubeは動画の差し替えができない仕様なので、動画にミスがあった場合は再生回数や高評価数などをリセットしてアップロードし直すしかありません。

動画に関してはやり直しが効かないんですが、タイトル・サムネ・概要欄はいくらでも差し替え可能です。

少なくともこれらの「あとから修正が効く箇所」に関しては凝り過ぎずなくても良いでしょう。

気に入らない動画は非公開にすれば良い

公開した動画は資産ではありますが、再生回数が伸びないものや、個人的に気に入らないというものがあれば、非公開にすることもあります。

その上で、やっぱり同じテーマの動画を公開したいと思ったらよりクオリティの高い動画を作り直せば良いんです。

最後に

最後に、以前に書いた「良質なインプットは膨大なアウトプットから生まれる」という、僕の13年以上の情報発信から得た教訓をまとめた記事のリンクを貼っておきます。

発信をすることでインプットが充実してくるので、やるだけ得なんですよ。なので、さっさと始めたほうがいいと思ってます。

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