僕はテレビでもラジオでもYouTubeでも、視聴者として「フィラー」が気になる人間です。
母が声を使う仕事をしていたこともあって小さい頃から喋り方についての教育を受けていたこともあるんですけども、世間的にはどうやらそこまでフィラーを気にしている人が多いわけではないようなんですよね。
とはいえ、フィラーを入れることでのメリットがあるとは思えないので、僕なりにフィラーの何が気になっているのかについて語ります。
フィラーとは何か
そもそもフィラーとは何かについて触れておきます。
えー
あー
そのー
このー
まぁー
のような、間を持たせるために発音するだけでその言葉には意味がないものを「フィラー」と言います。
話の間を持たせたり、リズムを作るために発してしまう言葉なんですが、本来は不要なものです。
日本語だと特にフィラーが多い印象があって、英語圏の動画を見てるとあんまり気にならないんですよね。
フィラーの仲間である「ですね」
使い方があっていれば意味のある言葉なんですけど、多用されすぎてフィラーの効果になってしまってるのが「ですね」です。
使い所の問題なので全部が全部ではないんですが、例えば下記のような感じです。
なんとですね、びっくりすることにですね、価格がですね、3倍にもですね、膨れ上がったんですよ
文章は適当なのでなんの話でもないんですけど、これって「びっくりすることに価格が3倍に膨れ上がったんですよ」でいいんですけど、「ですね」が入りすぎて話が入ってこないんです。
書き起こすとより一層邪魔なのがわかりますね。
類似ワードに「ちょっと」「なんか」などがあります。
フィラーのせいで話が入ってこないことがある
僕はこのフィラーと、フィラーの仲間みたいな言葉をなるべく発さないように気をつけながら喋るようにしてます。
なにしろ、フィラーが多いと話が頭に入ってこないんですよ。
特にひとり喋りの動画コンテンツでは録音しないこともできますし、編集でカットすることもできるので、その一手間を惜しまないようにしてます。
対談動画でもカットできるところはなるべくカットして聞き取りやすくし、それによりテロップも見やすくなります。
フィラーをなくすためには日々意識しながら喋るトレーニングをするしかない
僕自身発信者側になってみて、フィラーが入ることに気づきました。
フィラーが少ない方ではあるんですが、考えながら話している時には特に不要な言葉を発しています。
これをなくすためには、まず自分がどのくらいフィラーを入れている人間なのかを客観的に観て、その上で無くしていく意識を持って生活するしかないと思います。
YouTubeでのひとり喋り動画を作ることで自分の喋りを客観的に観ることができるので、YouTubeチャンネル運営は良いトレーニングになると感じてます。
最後に
人前で喋り慣れてない方が人前で喋る時には特にフィラーが入りがちな気がしてます。
メディアに出演しない方でも、例えば社内プレゼンであったり、目上の方とのミーティングなどでもフィラーが入らない方が良いと思うんですよね。
フィラーが気になってる人が多くないっていうことがそもそもの問題な気もしているので、少しでも多くの人にこの記事が届いて欲しいと思ってます。