スト6から格闘ゲームを始めたVTuberたちにプロゲーマーが講師としてついてコーチングをすることが一つの文化となりました。
異文化交流が起きてスト6の盛り上がるきっかけとなった出来事だったと思うのですが、最近大空スバルさんというVTuberが誰にも教えてもらわずに一人でスト6で成長を見せていて、コーチングを受けないパターンとして貴重な事例だと思ったので、視聴者目線で考察します。
コーチングを受けてない大空スバル
先にコーチングを受けていない方の事例として大空スバルさんの例を紹介します。
例えばこちらの動画は、ダイヤ2に上がるまでの数試合の記録です。
おそらく大空スバルさんは説明書を見ないでゲームやるタイプというか、プレイしてみて理解していくタイプのようで、なぜ攻撃を食らっているのかも分かってないことが多々あります。
しかし、そんな中でも例えば「後ろに下がったから立ちガードができてない瞬間があって、そのせいでしゃがみ中キック食らったのか?」みたいなことに気づいていきます。
コーチングを受けているのであれば、おそらく指摘されて気づきます。「中足食らって負けるケースが多いので、不意に下がるのではなくてしゃがみガードも混ぜていきましょう」みたいな話をされると思うんですよね。
こっちの方が、一般の視聴者さんが格ゲーをプレイするときと感覚が違うと思うんです。視聴者が共感しやすいプレイヤーな気がします。
コメントでのサポートはありますけどね。「コンボ安すぎ」とか言われてしまってるので、ここからは高火力なコンボを調べたり練習したりするんだと思います。
コーチングを受けている天鬼ぷるる
コーチングを受けているVTuberの中で、僕がよくみているのは天鬼ぷるるさんです。
元々僕はハイタニさんの配信の視聴者でして、その流れで天鬼ぷるるさんの配信も見てるんですが、今では完全に彼女のファンです。
ハイタニ先生の教えをしっかりと学び、反復練習をし、着実に習得してマスターまで昇格できました。
先生がついていてくれることで、なぜ負けてしまうのかを即座に解決できるのはメリットだと思いました。
格ゲーってプレイしてるだけでも面白いと思える人と、勝てるから面白いと感じる人がいて、後者の場合は負けが続くとどうしてもモチベーションを保てなくなっちゃうんですよね。
コーチングを受けることで、自分のプレイのせいで負けたことが理解できて、勝つためにプレイの精度を上げようと努力する楽しさも覚えられるのは良いことだと思いました。
この点は大空スバルさんと対照的で、なぜ負けてしまうのかを具体的に把握できていない大空スバルさんはモチベーションが下がっていて、負ける理由を潰していく天鬼ぷるるさんはモチベーションが上がっていってます。
コーチングによってよりゲームを楽しめる環境を作れてるんですよね。
最後に
大空スバルさんが成長していっていることは分かりつつも、ダイヤ2に上がった段階で他のゲームをやりにいってしまうくらいにはスト6のモチベーションが下がってるんだろうなってことを思ったので、なんとなく思ったことを書き殴ってみました。
負ける理由を自分で洗い出せる人であれば、悔しいと思ったとしても這い上がれると思うんですが、このまま潰れちゃったらかわいそうだなと思ったんですよね。
一方で天鬼ぷるるさんが楽しみながらやれてるのは、ハイタニ先生との相性の良さもあったと思います。これはシュート選手と赤身かるびさんのコーチングの事例もそうですけど、めちゃめちゃ楽しそうなんですよね。
なんにせよ、ゲームのファンとしてはスト6は勝っても負けても楽しんでプレイしてほしいなと思ってます。