ボーカルエディタ「Synthesizer V Studio Pro」を購入したんですが、今年買ったものの中でも最も感動した製品ってこれかもしれないです。
まだ2,3曲に使っただけの段階ですが、所感をまとめておきます。
目次
2022年1月10日までセール中
Synthesizer V Studio Proは現在セール中です。
僕はDLsiteというサイトで購入しました。2022年1月10日の13:59までは20%オフで購入できますので、気になる方はチェックしてみてください。
Synthesizer V Studio Proがすぐ分かる動画
感想を書く前に、僕の曲をSynthesizer V Studio ProのMaiに歌ってもらった事例を2つ紹介します。
Maiというライブラリは女性ですが、下記のツイートに貼った動画はどちらも設定をいじって男性っぽい声にしてます。
歌詞も入れてみた。「Go fight win!〜輝く君へ〜」っていう曲です。作詞はもともとこさん。尼丁隆吉さんが本来歌ってるんだけども主旋律をSynthsizer Vに置き換えてます。なるほど、ここから調声ってやつが必要なんだな。ニュアンスつけていくの難しそう。 pic.twitter.com/iEgCqBicjT
— 大谷大 (@delaymania) December 4, 2022
Synthesizer V Studio Proの良いと思ったところ
Synthesizer V Studio Proを使ってみてまだ1,2日というところですが、ざっくり触ってみて感じた良かった点を挙げてみます。
調声しなくても自然に聴こえる
こちらは先ほど貼った動画をご覧いただいた通り、かなり自然に聴こえます。
ボーカルエディタの多くは人間っぽい歌い回しに「調声」して使うんですが、そのままでも結構いい感じなんですよね。
デモくらいであれば全然このまま使えますね。シンセによるガイドメロよりも歌い手に伝わりやすいと思います。
操作が楽
マニュアルを見なくても大まかな操作ができるくらい操作が楽です。
僕は他のボーカルエディタを知らないので歌詞の入力手順についてはもっと使いやすい製品があるかもしれませんが、「テキスト入力→タブキーで次の音へ→入力」と思ったよりも手間をかけずに歌詞を入れられました。
ショートカットキーをまだ調べてない段階でもかなりサクサク使えますので、今後はショートカットキーを使ってより効率よく使いたいなと。
WindowsとMacに両対応でDAWとの連携も可能
Synthesizer V Studio ProはWindowsでもMacでも使えます。
一昔前まではMac非対応エディタが多かったんですが、最近はMac対応も増えてきましたね。
また、スタンドアローンでしか使えない製品もある中、Synthesizer V Studio ProはDAWの中で立ち上げて再生タイミングを同期させることができます。
ちなみに、人気のボーカルエディタ「CeVIO AI」がMacに対応しておらず、さらにスタンドアローンでしか使えないんです。僕はMacユーザーなので、一年前くらいにボーカルエディタについて調べてた頃はCeVIO AIを選択肢から真っ先に消してました。
現在ではCeVIO AIから派生した「VoiSona」というソフトがあり、こちらはMac対応でかつDAW連携可能です。
価格が安い
1万円ちょっとと、手頃な価格なのも良いところ。
最近では「VoiSona」のような無料で使えて良質なボーカルエディタもありますので、ここから先は好みかなと。
Synthesizer V Studio Proを買うにあたっていろいろ調べてる中でVoiSonaを知ったので、VoiSonaはまだ触ってません。近々使ってみたいと思います。
最後に
Synthesizer V Studio Proは、仮歌くらいなら全く問題なく使えますし、作品作りにも十分使えそうです。
引き続き使っていきますので、また使い続けて感じたことについては記事で紹介します。
また、この感動を伝えたいので、解説動画もちゃんと撮りたいと思います。