2022年8月2日に草月ホールで行われた「東京High and low~全国制覇始動~」に行ってきました。
囲碁将棋とDr.ハインリッヒのユニットライブで、漫才に定評のある2組のライブだけあって漫才自体はもちろん面白いし、トークもコーナーも最高でした。
東京High and low~全国制覇始動~
会場は千原トークの収録でお馴染みの草月ホール。
僕はこの日「1階SE列22番」という席で、最前列をつぶしてたので前から4列目という良い場所で見ることができました。
タイトルに「High and low」とあるように、身長差が40cmほどあるユニットです。囲碁将棋は2人ともでかいし、Dr.ハインリッヒは2人とも小さいという、あんまりないタイプの2組ですよね。片方がでかい・片方が小さいはよくあるパターンだと思うんですけど。
今回3回目となる「東京High and low」の内容をざっくりとメモっておきます。
冒頭はトークからスタートし、漫才→トーク→漫才→コーナーという流れでした。
最初の漫才はお互いの定番ネタ。Dr.ハインリッヒは「チーマーの後輩2」。
囲碁将棋はモテるためにモテない要素を改善していくというネタでした。
2本目の漫才は逆にレアネタを披露。Dr.ハインリッヒのネタは「私のお墓の前で泣かないでください」と知らない人に急に言われるっていうネタ。囲碁将棋は「全国にコンビニ6万軒あるのに対して寺は9万軒あるしスナックは11万軒ある」っていうネタ。
2組とも漫才に重きを置いている芸人だけあって、漫才の破壊力はすさまじかったです。会場のウケ方がすごくて、所々会場の笑い声で演者の声が聞こえない瞬間がありました。
コーナーは2つテーマがあって、一つ目は「Dr.ハインリッヒが台に乗って囲碁将棋と同じ目線でタメ口で話す」というもの。事前にファンの皆さんから集められた質問内容に対してトークしていくシンプルなコーナーでした。
2つ目が秀逸というか、個人的に興味深かった「Dr.ハインリッヒ幸の大喜利講座」。囲碁将棋は大喜利がさほど得意ではない意識があるようで(側から見てると十分面白いんだけども)、幸さん流(そして彩さんのやり方も少し)の大喜利を学びました。
覚えてる限り、ざっくり箇条書きでまとめておきます。
- 「ペンとの相性」がある。
- 大喜利は大きく分けて2つしかない。それが「ポエジャン」と「雅」。
- ポエジャンは「ポエティックじゃん」の略称。
- ポエジャンな回答でよく使う言葉は「時代」
- 雅な回答でよく使う言葉は「轍」。
- その他のテクニック「はやにげ」は、真っ先に手を挙げて回答して以降黙りする。
- 「縦書き×達筆」も有効。これをやるためにはペンとの相性が特に大事。
- 「そのお題では何もしない」こともある。
講義を踏まえて大喜利が2問出題されました。どっちのお題も全文は覚えてませんが、ふんわりとこんな感じだったなという記憶でメモっておきます。
1問目は「お化けの運動会で盛り上がる最後の種目として定番となった競技は?」的なお題。
回答は一度スタッフに回収されてスタッフが書き直したものを客席に見せ、誰の回答か分からないようにして拍手の大きさで一番を決めてました。
一番人気だったのは「ぎちぎちやかん入り」という回答で、これを書いたのが幸さんでした。「最後はやっぱり『離霊』(リレー)」という回答が好きだったんですけど、これが文田の回答でした。やっぱり文田のセンスが好きだなって思った瞬間でしたね。
2問目は、「日本人が遂に10秒の壁を越えて9秒台に。何の競技?」みたいなお題で、なんか似たようなお題だなと思いましたけども、こちらも面白かったです。
ただ、回答をバシッと覚えておらず、とにかく根建の回答が分かり易すぎて回答が出揃ってから会場からクスクス笑いが溢れた感じがすごく良かったです。愛されてる感が出てました。
最後に撮影タイム。本人に連絡せずに行ったこともあり、ここで僕に気付いたようで手を振る文田。
過去に行ったお笑いライブのレポ記事
囲碁将棋もDr.ハインリッヒも、これまでライブに行ってレポ記事を書いたことがあるのでそれぞれリンクを貼っておきます。
囲碁将棋の単独ライブレポ記事
囲碁将棋の文田と仲良いこともあり、単独ライブは何度かご招待いただいてます。どのライブも、今思い返しても面白かったなって思えるくらい最高でした。この単独ライブのどれかでやってたネタを、今回のライブでレアネタとして披露してましたね。
Dr.ハインリッヒのライブレポ記事
Dr.ハインリッヒは東京でなかなかライブをやらないので、大阪に観に行ったことがあります。あの日ライブに行けて本当に良かったと思ってます。
最後に
この2組はライブを見にいく価値の高い漫才師だと思っていて、今後も追っかけて行きたいと思います。
そしてこの記事を最後まで読んでくれたみなさん、囲碁将棋の応援をよろしくお願いします。