Googleスプレッドシートで別シート・別ファイルのセルのデータを参照する方法

Googleスプレッドシートで別シート・別ファイルのセルのデータを参照する方法
関連キーワード
WEBサービス

データが膨大になってくるとスプレッドシート内で別シートにしたり、ファイルを分けたりすることもありますが、そんな時にテキストデータとしてコピーしておくと「あっちのシートで変更したものがこっちのシートで反映されてない」ということが起こってきます。

そんな時に活用できる、「データの参照」を、シートやファイルを超えて参照することができますので、その方法についてご紹介します。

同一スプレッドシート内の別シートから参照する

同一のスプレッドシート内の別シートから参照するには、下記のように入力するだけです。

=’シート名’!セル名

分かりやすく分解して書いておくと、

  1. 参照元のシート名をシングルクォーテーションで囲う
  2. 半角のビックリマークを入力
  3. 参照元のセルを入力

という手順ですね。

例えばハンバーガー屋さんをまとめたリストがあったとして、「ハンバーガーリスト」という名前のシートのデータを「ブログネタ」というシートでも管理したいとします。

ブログネタシートに「=’ハンバーガーリスト’!A1」と入力したところ無事データを参照できたので、他のセルにも同じ式を適用させてます。

別のスプレッドシートから参照する

同一のスプレッドシートでなはなく、別のスプレッドシート、つまり別ファイルから参照することも可能です。

エクセルでこれをやろうとすると、ローカルのパスを入れないといけないので、他の人との共有には向かないんですよね。スプレッドシートを使うメリットとなり得る機能です。

=IMPORTRANGE(“スプレッドシートキー”, “シート名!セル名”)

「スプレッドシートキー」とは、スプレッドシートのURLに入ってる文字列のことで、下記のスプレッドシートキーとなっているところの文字列を持ってきてください。

https://docs.google.com/spreadsheets/d/スプレッドシートキー/edit#gid=0

先ほどのハンバーガーリストのお店を「行きたいお店リスト」という別のスプレッドシートでも参照したい場合はこのように式を入れます。ただしエラーが出てしまいました。

セルにマウスを重ねるとシートをリンクさせる必要があるというアラートが出ましたので「アクセスを許可」ボタンをクリックします。

これで無事に別のスプレッドシートでもデータを参照できました。

この参照元となるセル名は単一のセルだけでなく、範囲を指定することも可能です。

例えば「A1:A20」とした場合、この範囲のセルをまるっと参照することができます。

最後に

今回参考にしたのは下記の記事です。

【超便利】スプレッドシートで別シートから参照したり集計したりする方法まとめ | たぬハック

おかげさまでスプレッドシートの管理が捗ってます。みなさんもぜひ使ってみてください。

キーワード
WEBサービス