バンドばかりやっていたこともありロック系の楽曲ばかり作ってきたんですが、最近になってEDMを勉強してまして、どんなシンセを買ったら良いのかを調べまくってました。
そんな中、アンジュルムの21枚目のシングルである「次々続々」の作・編曲を担当している平田祥一郎さんが、「次々続々」でどんなシンセを使っているのかをYouTubeで公開してまして、そちらで紹介されていたシンセをまとめておきます。
目次
平田祥一郎さんが「次々続々」で使ったシンセ・サンプルまとめ
僕が観た、平田祥一郎さんが「次々続々」の楽曲解説をしている動画はこちら。「アプカミ」というハロプロ公式のYouTubeチャンネルです。
こちらの動画内で紹介されていたプラグインのシンセや、サンプル素材についてまとめておきます。
あと、一応原曲をご存知ない方のために、「次々続々」のミュージックビデオを貼っておきます。
Kick音源「Kick – Nicky Romero Artist Edition」
キックに使っている音源として挙げられたのは「Kick – Nicky Romero Artist Edition」。
プラグインの名前通りキックの音源が大量に入っていて、それぞれ細かく音作りができるだけでなく、時間軸に合わせてフィルターを変化させるなど、EDMっぽい音作りが可能だそうです。
リズムトラック用のサンプル「VENGEANCE」
Kick以外のリズムトラックは、ハットやパーカッションなどのループを重ねたオーディオトラックがいくつかあり、それに加えてNative Instrumentsの「Battery 4」を使っているとおっしゃってました。
Battery 4で鳴らしている音は「VENGEANCE ESSENTIAL CLUB SOUNDS」シリーズだそうです。
残念ながら現在ではこちらは入手できないようで、VENGEANCEでサンプル素材を調べてみても、下記の「TOP EDM VENGEANCE AVENGER BUNDLE」というサンプルしか見つかりませんでした。似たような音は入ってると思うんですけど、中身はよくわからないので購入には至ってません。
ベーストラックで使ってる音源「SERUM」
Xfer Records社の人気シンセ「SERUM」でベーストラックを作っているそうです。
いろいろと調べてみると、SERUMの良さは音質だけでなく、プリセットが手に入りやすかったり、YouTubeでチュートリアルが充実していることも人気の秘訣のようです。
年間通してセールをやらないそうなので、いつ買っても損した気持ちにならないのも良いところかなと思います。
イントロのリード音源「SERUM・Spire・Nexus」
イントロの印象的なリードに使っている音源は「SERUM・Spire・Nexus」の3種類。これらを重ねたものだそうです。
「SERUM」は先ほど紹介した通り人気のプラグインシンセで、ベース以外にもリードやパッドなど、様々な音作りが可能です。
「Spire」は動画では一瞬で紹介が終わってしまったんですが、調べてみるとEDMを作ってる人にとって人気のプラグインです。プリセットの時点でかなり強力ですし、操作性もよくてプリセットを元に好きな音に持って行きやすいなという印象です。
「Nexus」は、平田さん曰く「これがないと失業する」レベルのEDM音源だそうです。プリセットを別途購入するタイプのプラグインで、ジャンルに応じて追加購入していくことでより強力になって行きます。
僕がよく使っている素材サイト「Splice」
僕はサンプル素材を「Splice」というサイトからダウンロードして使っています。
ループ素材もたくさんありますし、ワンショットものも多くて、キックだけとかクラップだけといったドラムの素材を持ってきてリズムトラック作ったりしてます。
月額8ドルほどで使えるので、価格も良心的で長く使って行けますよ。
最後に
おそらくいずれはこの記事にまとめたプラグインは買っちゃうと思うんですが、現状だとSERUMとSpireのみ購入した段階です。
この2つをしっかり楽しんでから他のプラグインを買い増しして行きます。
それぞれのプラグインの使い方なども今後ブログで紹介して行きますね。