IK Multimediaのエレキベース音源「MODO BASS」を使ってるんですが、使えば使うほどこの音源素晴らしいなと感じてます。
打ち込みで生っぽいリアルなエレキベースを入れられるので、ベースを弾けなくてもMODO BASSさえ持っておけば十分なくらいです。
リアルなエレキベース音源「MODO BASS」
IK MultimediaのMODO BASSは、単体で買うと3万円ちょっと。
僕はTotal Studio 2 MAXという12万円ほどの音源パッケージがブラックフライデーで半額になっていたので買いました。お目当てはAmplitube MAXという6万円ほどのプラグインだったため、MODO BASSは実質無料で使ってます。
Spectrasonicsの「TRILIAN」というベース音源も評判が良いですが、僕は使ったことがないので比較はできません。Logic Proにデフォルトで入ってるEXS24のベース音源と比較してMODO BASSがどれくらい良いのかという視点でご紹介していきます。
同じベロシティで打ち込んでも違った音が鳴る
例えば8ビートのテンポ感の良いロックな楽曲を作ろうと思ったとき、ベースは下記のようにベタベタなルート弾きをすることが多いです。
Logicに最初から入っているベース音源などを使うと、このようなデータ的にブレがない状態で再生すると、音もブレがない機械的なフレーズになってしまいます。
それが、MODO BASSを使うと、同じベロシティの音でも生で弾いてるかのようにブレのある音を出力してくれます。同じような音が連続した時に別のサンプルを再生してくれているようなので、かなりリアルなんですよね。
この機能がすごく良くて、MODO BASSを使う最大の理由となってます。
モデリングベースの種類も豊富
ベースの種類が豊富で、楽曲に応じて使い分けができます。これだけ揃ってれば好みのサウンドのベースに出会えると思います。
実機では5弦がないモデルのベースでも、5弦や6弦に変更可能です。これがまた便利で。
アンプシミュレーター内蔵のため、音作りはこのプラグイン1つで完結させることができます。僕はAmplitubeに入ってるAmpegのプリセットを使ってるのであまり使ってませんが。
直感的な操作で音作りができますし、手軽なのに深いところまで追求できるのが素晴らしいです。
弾き方・弾く位置などを設定可能
ピック弾き・指弾き・スラップと、弾き方を設定できます。これだけでかなり聴こえ方が変わります。
特にピック弾きはリアルで、弦がフレットにあたる「ゴリッ」とした音も鳴ってくれます。
弾く位置も決められて、エッジを立たせたかったらブリッジ側で、丸みを帯びさせたければネック側に寄せて弾くという調整ができるのも嬉しいところ。
最後に
IK MultimediaのAmplitube MAXにはベースアンプのAmpegが入ってるので、Total Studio 2 MAXを買うとエレキベースについては解決すると思います。少なくとも僕はAmplitubeとMODO BASSで満足してますね。
ベース音源を探してる方は、ぜひMODO BASSをチェックしてみてくださいね。