GT-1000のディスプレイ下に6個のつまみが付いています。
エフェクトのパラメーターなどを編集するときにも使いますが、「プレイ画面」でもいろいろな機能を割り当てて使うことができます。
僕がGT-1000のノブに設定しておいて便利だと思った機能をご紹介しますね。
目次
GT-1000のノブに設定しておくと便利なもの
ペダルの「ワウ・ワーミー」の切り替え
僕はボリュームペダルをあまり使わず、どのプリセットでも「ワウ or ワーミー」となってます。ボリューム奏法が使いたいときにたまにボリュームペダルにするくらいで、ワウやワーミーの方が出番が多いんですよね。
新しい曲をやるときに適当な楽曲のプリセットをコピーしてから編集していくんですけども、ワウとワーミーの切り替えのためだけに設定の中に入り込むのが面倒で、つまみに「PEDAL FX > TYPE」を割り当てました。
個人的にはかなり便利でした。曲を作ってる段階だとワウとワーミーをそれぞれ試したくなるんですよね。行ったり来たりするときにワンステップで切り替えられるのはストレスがなくて良いです。
チューナーモードに入る
チューナーのオンオフをペダルに割り当てるのがもったいない(コントロールボタンを3つ使いたい)ので、ノブにチューナーを設定したところいい感じでした。チューナー使うたびにしゃがまないといけないんですけど、僕はそれで不便だとは感じなかったので。
「TUNER > ON/OFF」となってますが、オンした途端にチューナーモードに入ってつまみが効かなくなるので、オンするのみです。チューナーをオフするときは「EXITボタン」を押しましょう。
キーとBPMの設定
個人的にはBPMをきっちり設定しておきたい派でして、楽曲ごとにプリセットを作り分けてますので、BPMを設定したり変更することが頻繁にあります。そんなわけでBPMをつまみで変更できるようにしておいたらめちゃめちゃ便利でした。
「MASTER > BPM」「MASTER > KEY」の2つですね。
キーは楽曲によっては設定する必要性もないんですが、たまにハーモ二ストを使いたくなるので、楽曲のメモ的にもキーは入れておくと便利なんですよね。BPMの隣にキー変更を割り当ててます。
キャリーオーバーのオンオフ
GT-1000では、プリセットを切り替える際にディレイの残響音を残すため「キャリーオーバー」機能が搭載されました。音切れせずにプリセット間を移動できるんですね。
とはいえ、楽曲によっては「次の小節でブレイクするため、プリセットを切り替えた段階でディレイをカットしたい」という使い方も出てくると思います。
そんなときのために「MASTER > CARRYOVER」を割り当てておくと便利です。
センドリターンのオンオフ
センドリターンに歪みエフェクターを1つ挿してるんですが、プリセットによってはコントロールボタンにセンドリターンのオンオフを設定してない場合があります。コントロールボタンが3つしかないので、FXなどで埋まっちゃうこともあるんですよね。
そんなときにセンドリターンのオンオフができるように「SEND/RETURN 1 > ON/OFF」か「SEND/RETURN 2 > ON/OFF」をノブに設定しておくと便利です。
設定はしてないけど便利そうなもの
デフォルトで設定されている「PATCH > PATCH SELECT」も、バンクの幅広く使ってる方にとっては使い勝手良いと思います。
こちらもデフォルトで設定されてますが、「MASTER > PATCH LEVEL」もパッチごとの音量を調整できるので、使い方によっては便利ですね。ただ、EQでレベルを上げるような使い方の方が、現場での対応力はあがると思いますよ。パッチレベルを設定しちゃうと全部のプリセットをいじらないといけませんが、EQなどを活用すればSTOMPBOX機能によって1つ変更すればすべてのプリセットに適応されますので。
GT-1000で最初にやっておきたい設定について
プレイ画面でのノブの機能割り当ても最初にやっておきたいことの一つですが、購入後すぐやっておきたい設定についての記事を書きました。こちらも参考にしてみてください。
GT-1000購入2日後のレビュー記事はこちら。
最後に
まだ使い始めたばかりなのでおそらくもっと便利なノブ活用法があると思います。
何か良いアイデアをお持ちの方はぜひ僕にも教えてくださいね。