2018年1月24日にBOSSのマルチエフェクターGTシリーズ最新機種「GT-1000」が発表されました。
待ちに待ったGT-1000なんですけども、僕はつい先日待ちきれなくてGT-100を買ったばかりなんですよね。
まだGT-1000を触ってない段階ではありますが、そんなユーザーがGT-1000を買うのかどうかを葛藤した様をまとめました。
【追記:2018年5月16日】その後GT-1000を購入しましたので、記事を最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
目次
結論は「予算が許せば即購入」
先に結論を書いておくと、予算が許せば即購入です。
まだ価格が出てないので迷いが生じてるわけですが、機能面を見ると買わない理由がないんですよね。
GT-1000の特徴についてはこちらの記事をご覧ください。
僕が現在使ってるGT-100は2012年に発売された機種なんですが、6年も前に発売されたエフェクターとは思えないほど音質も機能も充実していて、いまでも十分戦力として使えるんですよね。
上記の記事のようなGT-1000の特徴を見ても、おそらくほとんどのユーザーはGT-100で間に合ってしまうと思います。
タダオトのブログでもGT-100についてどれだけ良い機種か書いたのでこちらもあわせてご覧ください。
GT-1000に買い替える動機をまとめてみる
そんなお気に入りで、しかも買ったばかりのGT-100から乗り換えを検討しているGT-1000。
GT-100とGT-1000を比較してみて、僕が「ここが優れてる」と思ったポイントをまとめてみました。
1バンクあたりのプリセット数が1つ増える
GT-100は1つのバンクに4つのプリセットを保存できましたが、GT-100は5つに増えてました。スイッチが5つ並んでいてその下の段がプリセット切り替え用なんですね。
僕がやっているバンド「アマオト」では1曲につき1バンクというしばりで曲を作ってまして、たまに諦めてる曲もあるんですよ。本当はソロの音を入れたかったけどプリセットが足らないからイントロの音色で弾くとか。
1つ増えただけでだいぶ幅が広がりそうです。
コントロールボタンが1つ増える
1つのプリセットの中で特定のエフェクトをコントロールできるのがコントロールボタンです。
例えば「ディレイだけオンオフしたい」とか「音色は変えずにボリュームだけブーストしたい」といったときにコントロールボタンが大活躍してくれるんです。僕の場合は特にセンドリターンに通した歪みエフェクターとディレイのオンオフで使うことが多いですかね。
先ほど言った通り1バンクに1曲の音色を詰め込むためにコントロールボタンを使わないとやりくりできないというか、コントロールボタンくらいで済んでしまうことも多くて。
そのコントロールボタンも便利すぎて足らなくなることがあるんですが、3つあれば間に合いそうです。
同時に使用できるFXの数が1つ増える
Twitterで教えていただいたんですが、内部で「FX」と区分されているエフェクトが3系統使えるようになるそうです。
FXには例えばピッチシフター・スライサー・スローギアといった、ちょっとした飛び道具的なエフェクトが含まれます。トレモロなどもFXに入ってますね。
僕の場合はFXにサブディレイという短めのディレイがあるので、ディレイを2台以上使いたいときに活用してました。
3系統あれば変態プリセットを作ることもできますね。
センドリターンが1系統から2系統に
これもかなり熱い仕様変更で、センドリターンがこれまでの1系統から2系統に変更されてます。
マルチエフェクターのセンドリターンって、マルチエフェクターに内蔵しているエフェクターの配列の間に入れることができるからめちゃめちゃ便利なんですよ。内部エフェクターの感覚で簡単に配列を前後させられるので。
主に歪みエフェクターをセンドリターンで接続してるんですが、そうするとセンドリターンの位置は歪みを基準に考えないといけなくて。
これが2系統使えるとなるとコンパクトエフェクターを使ったシステム構築の幅が広がります。これが決め手で買う人も多くなるんじゃないでしょうか。
GT-1000はサイズが小さくなり軽くなる
いろんなものが増え続けてきましたが、サイズは小さくなり軽くなるそうです。
しかも1kgほど軽くなるみたいなんですよ。ペットポトルのお茶2本分ですからね。だいぶ違いますよ。
最後に
書けば書くほどGT-1000欲しくなってるので、たぶんGT-1000出たらすぐ買っちゃうと思います。
【追記:2018年5月16日】GT-1000購入しましたので、こちらのレビュー記事もぜひご覧ください。先に結論を言うと大満足です!
そもそもなんでマルチエフェクターを使うのか、ということはこちらの記事にまとめてますので、あわせてご覧ください。