にトレンドマイクロさん主催イベント「ヨッピー×ウイルス研究員がガチで悪質なサイバー犯罪について考えてみた!~ガチでセキュリティな夜2016~」に参加してきました。
ウイルスバスターのトレンドマイクロさん主催ということで、コンピューターウイルスについていろいろと興味深いお話を伺うことができました。
ヨッピー×ウイルス研究員がガチで悪質なサイバー犯罪について考えてみた!
Webライターのヨッピーさん、ギーク女優の池澤あやかさん、そしてトレンドマイクロの六宮さんと木野さんという4名によるトークセッション。
ヨッピーさんと池澤あやかさんのお二人が疑問を投げかけてトレンドマイクロの六宮さんが主に回答・解説していくというスタンスで進んでいきました。
▼4つの大きなお題についてお話しを伺いまして、特に興味深かったところをピックアップしてご紹介していきますね。
なぜコンピューターウイルスは存在し続けるのか
コンピューターウイルスがなくならない理由の1つは「お金」だそうです。
僕はコンピューターウイルスって愉快犯的な「特に利益はないけど誰かを困らせるもの」ばかりだと思ってたんですが違うんですね。
やり口はシンプルで「インターネットバンキングをハックする」とか「クレジットカード情報からお金を引っこ抜く」みたいな結構ダイレクトにお金持っていかれるそうで…。
しかも捕まえたいのにお金は海外でのやり取りが中心らしくなかなか駆逐できないとのこと。
個人情報目的のものもあるようですが、そっちはそっちで最終的にはお金が目的になってくるんでしょうね。
ゆうちゃん事件の真相
通称「ゆうちゃん事件」と呼ばれているパソコン遠隔操作事件がありました。
この事件の詳細についてはあまり詳しく知らなかったんですが、誤認逮捕された被害者はコンピューターウイルスに感染したパソコンを使っていたそうで、IPアドレスを元に逮捕されたらしいんですね。
コンピューターウイルスが原因となって、犯罪者の片棒を担ぐことになりかねないわけです。
こうやって改めて話を聞くと、他人事ではないなと実感しました。
あのよく見るサングラスの広告って
次の話題は、Twitterを中心にSNSでよく見かける「レイバンのサングラス」の広告について。
なんの意味があってレイバンのサングラスのスパムが飽きもせずに流れまくってるのかっていうのは疑問ですよね。
正直あの広告見て買う人がいるとは思えないんですが、なくならないということはやはりお金になってるんだろうということでした。
SNSを狙った攻撃はなくならないので、個人でできる対策をいくつか教えていただきましたよ。
- 偽サイトへのアクセスをブロック
- タグ付けによる友達への拡散を防ぐ
- パスワードの使い回しを避ける
1番目と3番目に関してはウイルスバスターで対応できるそうです。偽サイトへのアクセスはウイルスバスターでブロックできますし、パスワードの使いまわしを避けるために「パスワードマネージャー」という機能があるそうです。
2番目のタグ付けによる拡散についてはプライバシー設定で拡散されないようにできるようなので確認するのが良さそうですね。(詳しいやり方はまた調べて記事書いてみます。)
vvvウイルスの真実
最後は「vvvウイルス」について。vvvウイルスというのは「写真などのデータを勝手に暗号化し、身代金(RANSOM)を要求する不正なソフトウェア」のことだそう。
このvvvウイルスというもの自体初耳でしたし、話の半分以上よくわからなかったんですけども、なんかやばい雰囲気だけは伝わってきました。
ニュースサイトを開いただけで感染するようなものもあるそうで、適当にネットサーフィンしてるだけで気づいたら感染してるなんてこともありそうですよね。
怪しいサイトには近づかないとか謎のメールのURLは踏まない程度では防げる気がしないので、こういうときにウイルスバスター入れておけば安心っていうことなのかなと思いました。
最後に
イベント通して難しい専門用語が多かったので詳しいことはよくわかってないままなんですが、僕の知識のなさも含めて危機感が強まりました。
パソコンについて詳しい人であればいろいろ対策とれるとは思うのですが、僕みたいに何をどう気をつけたらいいのか分からない方は、ウイルスバスター入れておくと安心できそうです。