WEBデザイナーになる前は焼き鳥屋でした@delaymaniaです。
僕が毎日約1000本の焼き鳥を焼き続けた焼き鳥屋「串くら」が入ってる東急東横のれん街がなくなりました(厳密には移転)ので、最終日に行ってきました。
店内撮影NGだったので串くらの写真は全然ない上に自分の思い出を語るだけのエントリーです。
東横のれん街
のれん街はマークシティの地下に移転するだけなので残るのは残るのですが、東館にあった”僕がお世話になったあののれん街”は無くなります。
僕が辞めたのが6,7年前で、その当時から「数年後にはのれん街がなくなる」と言われてたので遅いくらいではあるんですけど、無くなると知ったらやっぱり寂しいですね。
焼き鳥を焼き続けた20代半ば
大学を出てから働き始めた東急東横のれん街は、僕にとって青春時代(ちょい遅め)を過ごした場所でした。
のれん街は仕事以外での交流が多くて、ボーリング大会などのイベントを通じて他の店舗の人と知り合える機会があったので、自分の店以外の仲間がたくさんできました。
いまでもちょいちょい会ったりもしますし、連絡とったりもしてます。結婚式に呼ばれたりもしてます。
焼き鳥を焼く仕事が音楽と全く結びつかず、のれん街は金髪もモヒカンもNGだったのにずっと居続けたのは、のれん街が居心地がよかったからです。
休憩室にいけば誰かがいて他愛ないことをずっとしゃべって、仕事上がったら飲みに行って。
CDリリースしたら買ってくれたり、ライブに遊びに来てくれたり。
そんな居心地が良いのれん街を離れたのは他の店舗で働いてる元カノが男と歩いてるところに遭遇したからというなんとも情けない理由なのですが、その翌日になんの脈絡もなくWEBデザイナーになりましていまに至ります。
HTMLもCSSもあまりよく分からずPhotoshopも触ったことなかったのによくあのタイミングでWEBデザイナーという職業を選んだなぁと当時の自分を褒めたいですね。
ちなみにアマオトのベーシストのタカツキと知り合ったのもその日で、あの日1日で出会いと別れと転職とを味わうという、いま振り返るとホントにあの日が人生のターニングポイントだったなぁと。
のれん街最終日
というわけで、思い出がいっぱいありすぎるのれん街の最終営業日に行ってきたわけです。
▼こういうの見るとホントになくなっちゃうんだなってせつなくなりますね。
▼店の並びもずっと変わらず僕が働いてた頃のまま。この並びも新店舗ではシャッフルされちゃうわけですね。
▼とらやのある入り口から入った一番奥が串くらです。僕が撮影できる限界がここでした。
▼研修で初めてのれん街に来たときの集合場所がこちら。銀のぶどうの前でした。当時23歳。
▼仕事上がりの待ち合わせ場所に良く使ってた社員通用口。「18時半に社通前ね」なんて言って集まって飲みに行ってましたね。
▼串くらの隣にあった宮川さんの鰻。昼ご飯に良く買って食べてたんですよ。
▼実は串くらの焼き鳥を買って食べたの初めてでした。やっぱり自分が焼いたのが一番おいしかったなぁ。
最後に
東横線の最終日よりよっぽど寂しくなります。
いままでありがとうございました。
新しいのれん街はマークシティの地下で4月4日から営業開始するそうなので行ってみようと思います。