生成AIで作ったJ-POPのカバー楽曲チャンネルがYouTubeに増えてる件

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最近、AIで作ったカバー楽曲をYouTubeで見かけるようになりました。

権利的にどうなってるのかとかよく分かってませんが、カバーであれば権利的には問題ないとしたらコンテンツとして面白いなと思ったので、個人的に思うことを書き留めておきます。

僕が聴いた生成AIによるカバー楽曲

まず初めに、僕が聴いた生成AIによるカバー楽曲の動画を貼っておきます。

このチャンネルのEZ DO DANCEが一番クオリティが高いと感じました。サビが割と原曲に近いです。

外国人に歌わせて不完全さを面白に転換している

現状のAIによる楽曲制作は、おそらくSunoが一番クオリティ上げられるとは思いますが、それでも結構不完全な仕上がりになってしまいます。

寄せられるけど寄せきれないので、カバーとなるとかなり難しいと思ってましたが、それを逆手に取った「外国人が見よう見まねで日本の曲をカバーしている感」がハマってると思いました。

実際にあり得そうな範囲のメロディやリズムの違いは、むしろ愛らしい感じがしてしまいます。

Suno V5のカバー機能を使っているらしい

これをいざ自分でやろうとした時にめちゃくちゃめんどくさそうだなと思ってしまいました。

オケの雰囲気に統一感を持たせたままコード進行を原曲に寄せていき、そのオケに対して原曲に限りなく近いメロディを載せるのって、トライアンドエラーの回数がかなり必要なはずです。パラで出してあとでくっつけたり、歌はピッチ修正したりするとしても、それすらめんどくさそうですからね。

と、思ってたんですが、どうやらSunoのV5のカバー機能を使った場合、元の楽曲データを突っ込んでしまえば簡単にできるようです。みのミュージックで紹介されてました。

厳密には、オリジナルの音源だと警告が出るようで、「原曲をカバーした音源」などをアップしてその警告を掻い潜っているようですね。

僕がまだSuno V5をこれまで通りの使い方しかしてなかったので気づいてませんでしたが、また研究してみたいと思います。

最後に

僕もカバー楽曲をYouTubeにアップしたことがあるので、それを人間が作るかAIが作るかの違いで、どこまでがいいことで悪いことなのかもよくわからなくなってきました。

ただ、この手の遊びも今がピークでどんどん飽きてくる気はするので、一生懸命音楽を作ってる人たちが最終的には勝つとは思いますけどね。

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