「2024年12月2日のバトルバランス調整を見て、ジュリ使いの個人的な感想」という記事を書きました。
カタログスペック的なことと、トレーニングモードで試したことをまとめたんですが、その後実戦で使ってみると思ったよりしゃがみ強Pの変更点は扱いやすいものではないなと思ったので、狙い所についてまとめておきます。
しゃがみ強Pのきりもみダウンについて
まず最初に今回のアップデートでの仕様変更についておさらいです。
ジュリのしゃがみ強Pは、空中にいる相手にパニッシュカウンター(=パニカン)を取った時にきりもみダウンする仕様に変更されました。
「きりもみダウン」がなんなのか、わかりやすいところで言うと、ケンの龍尾脚をインパクトでパニカン取った時のようなやられ状態です。
きりもみダウン状態の相手には、ジャンプ中Pからの疾空閃を狙ったり、後ろ強Kで地上やられに戻してコンボを狙ったりできます。
また、やられ状態の相手が比較的ゆっくり落ちてくるので焦らずにコンボできるのもありがたいところです。
狙いどころがあんまり多くない
対空に使ってもカウンターにしかならないため、パニカンになるシチュエーション自体が多くありません。
アプデがあったその日に調べただけの情報ですが、僕が見つけたのは下記の通りです。
- 宙に浮くタイプの無敵技ガード後
- ジェイミーのジャンプ強Kなどの空対空技の空振り後
- ディージェイのニーショット
- キンバリーのODドロン
- リリーのコンドルダイブを近くでガードした後
- JPのヴィーハトワープ後
- ダルシムのヨガテレポート後
- ザンギエフのボルシチ空振り後
- ラシードのスカイハイ空振り後
JPのヴィーハト設置からのワープなどの明確に狙いたいポイントはあるものの、いろいろなキャラの技を探してみても数えるほどしかありませんでした。
また、昇龍拳のような「技を打ち終わった後に空中にいるタイプの無敵技」をガードした時に使うことはもちろん可能ですが、思ったよりも重たいコンボが多くないため、これまで使ってきたパニカンコンボで問題なさそうです。
とはいえ、ここは狙っていきたいというポイントや、シチュエーション限定ではあるものの火力が高くてコスパの良いコンボも見つけたので、それらについて紹介します。
画面端に追い詰めた相手がOD昇龍拳を打ってきた場合
今のところここだけは絶対に狙いたいと思ってるのが「画面端に追い詰めた相手がOD昇龍拳を打ってきた場合」です。
自分が画面端を背負っている場合であれば前ステで入れ替えてから中P→強P→OD暗剣殺などのコンボ始動が手軽で火力高くて良いのですが、画面端に追い詰めている場合は下記のコンボがおすすめです。
(空中の相手に)しゃがみ強Pパニカン→後ろ強K→OD五黄殺→OD暗剣殺→SA1 or SA3
SA1で締めると4,450ダメージ、SA3だと5,400ダメージです。
ドライブゲージ3本しか使わず、しゃがみ強Pを当てる高さもさほど影響なく、コンボの難易度が低めで、その上で高火力なコンボです。
一応SA2の方向性も模索したんですが、火力を捨ててまでSA2で攻め継続する必要はないかなと思ってます。痛いコンボを当てたのちにSA2を狙いにいくのは良い選択肢だと思いますが、その手前でゲージを消費しなくても良さそうかなと。
ワープ系に狙いたい画面中央でもできる簡単なコンボ
JPのヴィーハト設置からのワープ・ダルシムのヨガテレポート・キンバリーのODドロンの3つは、反応さえできれば狙いやすそうなポイントです。
これらの技の性質的に、先ほどのような「画面端に追い詰めている」状況にはなりにくいはずなので、画面中央でもできる簡単なコンボをいくつか紹介します。
(空中の相手に)しゃがみ強Pパニカン→後ろ強K→強天穿輪 or 強化五黄殺 (どちらも2,840ダメージ)
(空中の相手に)しゃがみ強Pパニカン→前強P→OD暗剣殺→強天穿輪 (3,260ダメージ)
(空中の相手に)しゃがみ強Pパニカン→前強P→OD暗剣殺→強化五黄殺 (3,440ダメージ)
(空中の相手に)しゃがみ強Pパニカン→後ろ強K→SA1 (3,560ダメージ)
強化五黄殺の後はSA3をキャンセルで出せるので、リーサルの時には狙いたいです。
上記のコンボ、後ろ強Kの方は高さがあまり関係ないんですが、前強Pの方がシビアです。後ろ強Kを使う方が安定感があって良いなと思ってます。
ここから先は疾空閃を絡めたり、OD歳破衝・OD暗剣殺・OD五黄殺あたりでまだまだ伸びしろがありそうです。
最後に
ジュリは面白いおもちゃをもらえたなと思ってます。
他の選択肢でもいいっちゃいいんですけど、しゃがみ強Pでのきりもみダウンを狙った方がいい箇所についてはもっと調べていきたいと思います。