生成AIに仕事を奪われないためにどうするべきか

生成AIに仕事を奪われないためにどうするべきか
関連キーワード
ビジネス

paiza timesにて、音楽生成AI「Suno」で、いよいよ一部の音楽家は廃業か?という記事を書きました。

タイトルが過激ではあるものの、Sunoによって奪われるポジションはあるのは間違いないと思っています。

僕自身が生成AIに仕事を奪われそうなこともやっているため、今後どのようにポジション取りをしていくのか考えてみます。

生成された楽曲の良し悪しをジャッジする能力

Suno AIで音楽が簡単に作れるようになったことで、音楽を作れない人でも楽曲を扱う機会が増えていきます。

ただ、楽曲をサクッと作れるからといって、誰にでもその楽曲を適切なタイミングで使えるかというとそんなことはないはずです。

ほとんどの生成AIで同じことが言えますが、よりディレクション能力が求められていきます。

楽曲を作る能力はもちろん磨いていきつつ、僕にしかできない曲作りができてそれが求められたら最高ですし、そうじゃなくても映像に適切なBGMを選ぶ能力も磨いていきながら音楽制作だけに頼らないポジション取りができたらと思ってます。

コーディングだけでなくウェブディレクターの能力

僕はいろんな仕事をしている中で、ウェブデザイナーの仕事が割合的には多いです。

ざっくりとウェブデザイナーを名乗ってはいるものの、実際の仕事としてはウェブディレクター・ウェブデザイナー・コーダー・マーケターをまるっとやってる感じです。

生成AIにポジションを奪われそうなのはコーダーなんですけど、コーダー以外の仕事もしているのは僕の強みではあります。

ただ、いざコーディングの仕事を生成AIに任せようと思ったときに、思ったよりも人力が必要です。

プログラムの軸となる部分を作ってもらったり、コーディング速度を上げるっていうことは生成AIに頼ってますが、細かいところは人間が書き直すことが求められてるという印象です。

当面はまだまだコーダーの仕事はありそうだなと思いつつ、いつ奪われてもいいようにより一層ウェブディレクターやウェブマーケターの能力を高めたいと思います。

映像制作もディレクションが重要

音楽制作とウェブサイト制作と同様、映像制作でも結局はディレクターが重要です。

どんな企画を行うのかを決め、撮れ高のジャッジをし、編集のOKを出せる人って重宝されるんですよね。

僕の場合は一人でやってるチャンネルとチームでやってるチャンネルがあり、一人の場合はタレント兼作家兼ディレクターみたいな感じになるので、出役として喋ったものにOK出すって地味に難しいんですよ。こういう能力って重要だなって思ってます。

前述した通り、映像に適切なBGMを載せるのも能力ですしね。何の曲がいいのかを決める、選曲のスキルは結構重要です。適当にSunoで作った曲を載せたらOKっていう訳じゃないんですよね。

最後に

僕は毎年のように違った仕事をしているため、常にセンサーを敏感にして自分のポジションを探る癖はついてます。

生成AIが登場したからといって僕のスタンスは変わることなく、むしろ利用してどうにか食らいついていこうという思いしかないです。

今後も生成AIの動向を見つつ、自分なりに思うことはまたブログでまとめたいと思います。

キーワード
ビジネス