2024年2月18日、囲碁将棋20th anniversary「2EKKEI MANZAI T0UR」が日比谷野音にて開催されました。
新ネタ無し、完全ありネタのみで構成された、ファンには堪らない構成の単独ライブで、日比谷野音で最高のパフォーマンスを見せてくれました。
この日披露された漫才のセットリストをまとめておきます。
2EKKEI MANZAI T0UR@日比谷野音セットリスト
日比谷野音で行われた「2EKKEI MANZAI T0UR」のセットリストがこちらです。
JAYWALK
カバンなら置きっぱなしにしてきた高校に
モノマネ
肛門汁
不動産屋
ゲスト「タモンズ」登場から「何の行列ですか?→いねえって」の大喜利
– 休憩 –
ゲスト「ダイヤモンド・小野」と「もも・せめる。」MCで「厚着コンテスト」
ゲスト「トニーフランク」が一曲熱唱
んぽこ
音楽ライブ
砂確かめる
バーナム効果
幽霊
まるばつクイズ
囲碁将棋ファンの方であればタイトルを見ただけでニヤッとするようなセットリストでした。
序盤は特に古参ファンが唸る展開で、あらびき団でおなじみのJAYWALKネタから入って、歌ネタ繋がりでカバンなら置きっぱなしにしてきた高校にに入り、比較的新しいネタでTHE SECONDでも披露したモノマネのネタ、そしてTHE MANZAI以来封印されていた肛門汁。めちゃめちゃエモい構成でした。
不動産屋のネタ後半では文田がネタ飛ばしたような顔をしてたんですけど、どうやらタモンズの入ってくるタイミング待ちだったようでネタ飛ばしたわけではなさそうだったので安心しました。完全に時が止まった瞬間あったんですよね。
後半のネタは僕は知らないネタだったんですけど、どうやら最近のライブでよくやってるネタもあったようです。詳しい友人によると今年のTHE SECONDは幽霊とまるばつクイズで行くんじゃないかと話してました。
あと、僕のメモに「幽霊神主のセルフ成仏」という言葉が残ってました。幽霊のネタの中で披露された印象的なフレーズでした。
2EKKEI MANZAI T0UR@日比谷野音の個人的な感想
ライブの中身以外のところも含めて、僕の個人的な感想も書き留めておきます。
まずツアータイトルの「2EKKEI MANZAI T0UR」、囲碁将棋の代表的な作品である「絶景漫才」のアルファベット「Z」「O」を20に見立てたタイトルが素敵でした。
キービジュアルのデザインも素晴らしくて、2と0を強調してるんですよね。デザイナーさんのセンスすごいなって思いました。
映像も見事で、囲碁と将棋をモチーフにした映像が特にカッコよくて印象的でした。
僕がデザインの仕事をしているので、こういうところに目が行ってしまいます。
そして今回長丁場のイベントということもあって、いろんなコーナーとかもあるのかなと思ったらまさかの漫才オンリーのストロングスタイルでした。
囲碁将棋の単独ライブは何度か行ってますけども、毎回思うのは1時間超の漫才を走り切る技術力と、その漫才のつなぎの自然さがすごいんですよね。
しかも今回は3時間のイベントの中に1時間半近い漫才を2回やってるわけで、休憩を挟んではいるもののものすごい集中力だなと。
先ほど触れたタモンズ登場前にちょっとグダったように見えたところも、結局は時間の帳尻が合わなかったりカンペに何か書いてあったとかそんな感じだと思われるのでミスではなく、むしろ長丁場のライブの中でのスパイスとして有効に機能してたような印象すらありました。
総じてとにかく最高のライブだったなと。映像化しないっていう話も事前にSNSなどでしてましたし、あの場に立ち会えてよかったです。
最後に
大学時代からの友人がでかいステージで漫才やってる姿を肉眼で見ることができて最高の時間でした。
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