ChatGPTの無料プランでも十分使える活用事例!GPT-3.5がむしろ強みになるケースを紹介します!

ChatGPTの無料プランでも十分使える活用事例!GPT-3.5がむしろ強みになるケースを紹介します!
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ChatGPTの無料プランと有料プランを比較すると、当然有料プランでできることは多いですし、有料プランで使えるGPT-4が優秀なため仕事で使うならやっぱり有料プランが良いなと感じてます。

一方で、GPT-3.5も十分優秀なLLMですし、有料プランの僕が敢えてGPT-3.5を使用するケースもあります。

今回はそんなGPT-3.5の使用実例をご紹介します。あくまで僕がこれまで使ってきた中でのアイデアですので、他にももっといろんなことができると思いますが、参考になれば幸いです。

GPT-3.5とGPT-4の大きな違い

僕は専門的な知識を持ってるわけではなく、あくまでユーザー視点での感想ではありますが、最初にGPT-3.5とGPT-4の何が違うのかをまとめておきます。

GPT-4は単純に性能が高いです。理解力や文章生成の精度が高いですし、複雑な処理も可能です。様々な分野の専門的な知識も多く学習してくれています。

デメリットとしては、ChatGPTで利用する場合には有料プランじゃないと使えないことがまず挙げられます。

また、有料プランでも利用回数制限があります。この記事執筆現在では3時間で40メッセージまでという制限がかかってます。

そしてGPT-3.5よりも処理速度が少々遅めです。最近ではかなり処理速度も上がっていてストレスなく利用可能ですが、それでもGPT-3.5よりはテキストの生成が遅めです。

GPT-3.5は上記で挙げたものの逆になるわけですが、まず無料で使えることはメリットです。

次に、処理速度が速いのもかなり強力なメリットで、ChatGPTとの対話がスムーズに行えるため、GPT-4でよく起こりがちな「生成されるまで一旦別の作業をしよう」ということが起きなくて済みます。

そして、様々な性能がGPT-4と比較すると多少劣ってはいるものの、そのおかげというかなんというか「突拍子もないアイデア」をくれることがあります。このアイデアが欲しくてあえてGPT-3.5モードで使うこともあるくらいです。

長くなったのでまとめると下記の通りです。

GPT-3.5の方がGPT-4より優れていること

  • 無料で使える
  • 処理速度が速い
  • 意外なアイデアをもらえることがある

この特徴を活かして、GPT-3.5を敢えて使うシーンをいくつかピックアップして紹介していきます。

GPT-3.5の活用事例① クリエイティブなアイデアのサポート

GPT-3.5の活用事例の一つ目は、音楽・漫画・小説・脚本などのクリエイティブなものを作る際のサポートです。

僕は音楽を作っているので、仮歌詞を書いてもらうことがあるんですが、仮歌詞の場合は内容よりも「文字数」とか「韻」を重要視してます。この使い方だとGPT-4の方が優秀です。文字数をしっかり守ってくれて、いかにも歌詞っていう感じの韻を自然と踏んでくれたりします。

ただし、歌詞としての面白みはないものが出来がちです。誰もが思い浮かぶようなありふれた言葉をそれっぽく並べた感じになることが多いです。

一方でGPT-3.5で歌詞を書いてもらう場合、文字数も守ってくれないし韻の踏み方も下手だし、歌詞の体を成してなかったりしますが、なんでその言葉をチョイスしたのかわからないくらい突拍子もないアイデアをもらえることがあります。

歌詞全文を書いてほしいわけではなくて、自分が歌詞を書くためのトリガーであってくれたらいいので、ヒントをもらうためにはGPT-3.5が役に立ちます。

GPT-3.5とGPT-4に歌詞を書いてもらった記録は動画コンテンツ化してますので、タダオトのYouTubeチャンネルにアップしているこちらの動画も是非ご覧ください。

GPT-3.5の活用事例② 仕事を始めるきっかけをもらう

仕事を始めるのに腰が重いってこともありまして、その場合にちょっとでいいから着手すると良いっていうライフハックを聞きますが、その「ちょっと始める」がめんどいんですよね。

友達にLINEをするくらいの感覚で、なんでもいいから仕事に関わりそうな会話をChatGPTに投げると、そこから仕事を始めるモードに入りやすい感覚があります。

これは人にもよるかもしれませんが、僕は情報を提示された時にその情報を元に思考が始まる感じがして、そこで仕事モードに入ってるんだと思います。

僕の場合は、仕事を始めるよりもチャットを始める方がハードルが低く感じていることで、その習性を活かして仕事を開始するスイッチとして利用してます。

この利用方法は回答に全く期待をしていない使い方なので、GPT-3.5で十分ですし、出力が早いのでむしろストレスなく利用できて心地良いです。

GPT-3.5の活用事例③ 叩き台を用意してもらう

ChatGPTに叩き台を用意してもらう使い方をよくしています。

記事の叩き台、契約書の叩き台、メールの定型文の叩き台、イベント告知文の叩き台などなど。文章にまつわることであれば、ゼロから書くより叩き台を元に組み立てた方がやりやすいです。

正直、ChatGPTが用意した文章を一つも採用しなかったとしても、全体の構成を確認できるだけでも叩き台の価値はあるんですよね。

ちなみに、この叩き台の精度はGPT-4の方が高いため、有料プランを使っている僕はGPT-4を使う機会が多い使い方ではあるんですが、あくまで参考にするだけであればGPT-3.5の精度でも十分だと思います。

まとめ:GPT-4にしかできないこともたくさんあるがGPT-3.5が良いこともある

今回挙げた事例は、あくまで僕が使ってる範囲でのGPT-3.5活用事例なので、アイデア次第でもっと広がりがあると思います。

求める回答に辿りつきにくかったり、頓珍漢な回答を返されたりするのはChatGPTなりの愛嬌だと割り切ると、思った以上に活用できますので、ぜひお気軽にChatGPTを楽しんで使ってみてください。

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