カプエス2以来ちゃんと格闘ゲームをやってこなかった僕が、スト6を購入して20年ぶりに楽しんでいるんですが、この20年の間に「屈伸煽り」という文化が定着していることを知りました。
屈伸を繰り返すことがなぜ煽る行為なのかよく分かっておらず、対戦相手にカクカク動いていた人がいたような記憶もありますが、必殺技のコマンドを仕込んでるのかなっていうくらいにしか思ってませんでした。
そんな屈伸が煽り行為になった経緯について調べたことをまとめました。
目次
屈伸煽りの成り立ち
正確な成り立ちはいくら調べても出てこなくて、2つの説を見つけましたので、それらを紹介していきます。
いくつかの記事を読みましたが、下記の記事にて今回紹介する説が全てまとまってます。
FPSで相手の顔に股間を擦り付けるように見える
格闘ゲームではなくFPSで煽り行為として行われていたことが、格闘ゲームにも持ち込まれたという説がありました。
倒れている相手の顔の辺りにキャラクターを移動させてそこで屈伸をすると顔に股間を擦り付けているように見えることから、挑発的な行為であるという認識になったようです。
キャラクターが見えるゲームじゃないと成立しないので、おそらくFPSではなく、フォートナイトなどのTPSのゲームだと思いますが、成り立ちとしては納得のいく説明だなと感じました。
スマブラSPのオンライン対戦で挑発行動が制限されている
古の格闘ゲームでは、スタートボタンを押したら挑発をするという、技として挑発が用意されていました。
これと同じような機能でスマブラSPに「アピール」という行動があるそうです。
このアピールという行動が挑発と同じ行為だということを公式も認識しているのかわかりませんが、オンライン対戦ではアピールが使えないとのこと。
なので、アピールの代わりに屈伸で煽る行為が流行ったという説です。
スト6では煽り目的じゃなくても屈伸っぽくなることはある
ちなみに、僕は屈伸が煽り行為であると知った今でも、屈伸されても特に何も思いません。少なくともスト6ではコマンドの入力をするために下方向を使うため、屈伸っぽくなることはあるんですよね。
JPのトリグラフという技は「↓↓+P」ですし、春麗の天昇脚は「↓↓+K」なので、タイミングを図ってる可能性もあります。
SAのコマンドを入力し続けると屈伸ぽくなりますしね。
少なくとも、スト6においては屈伸=煽りだと思わなくていいんじゃないかなって気がします。明らかに煽り目的で屈伸する人に遭遇したら、むしろ笑っちゃいますけどね。「本当にいるんだ!」っていう感じで。
どちらかというとひたすら逃げ回って待ってる人の方が煽りっぽく見えるんですけど、それもまた戦略ですからね。それで負けても崩せなかった自分が悪いっていうだけなので。
スト6の一戦抜けについて考える
スト6は再戦ボタンを押すと即対戦が始められるので、2本先取で戦うのが時間的な効率が良いんですが、ランクマッチでは点数を気にするあまり一戦抜けする人もいます。
この一戦抜けをされたときに煽り行為と似たような感覚を持つ人もいるようです。
僕自身、プラチナからダイヤ、ダイヤからマスターに上がる直前くらいはとにかく点数が欲しくて一戦抜けしたこともありました。
また、逆に最初期の頃は相手のキャラ対策ができてなさすぎて、絶対に勝てないと諦めて抜けたこともあります。
いま思うと、むしろ負けた時ほど再戦するべきなんですよね。学習する機会を一回失うことになるので。
最近では、宅配便が来たとか、奥さんから「ご飯できたよ」って言われた時に一戦抜け(もしくはその場でコントローラーを放置して試合放棄状態)になることはあっても、基本的には再戦して2本先取で楽しんでます。
というわけなので、一戦で抜けられても、何かあったんだろうなっていうくらいに考えておくと精神的には楽なんじゃないかなと思います。
【追記】もうちょっと書きたくなったので別記事にまとめました。
屈伸煽りする人への対処法
屈伸煽りが嫌な場合、その人を粛々と処理するのが良いと思ってます。
ストⅤ時代の動画ですが、カワノ選手が屈伸煽りした人に対して「こういう人ってこういう行動するから」と分析してボコボコにしてる動画があるので貼っておきます。当て身技を三回連続で入れている様は見事です。