メーカー様よりスマートロック端末「SADIOT LOCK」をモニター用にご提供いただきました。
SADIOT LOCKを2週間ほど使ってみましたのでその感想と、基本的な機能についてご紹介します。
目次
スマートロック「SADIOT LOCK」
「SADIOT LOCK」は、スマホで家の鍵を開け閉めできるようにするためのガジェットです。
この手のガジェットは他社製品でもいくつか選択肢がありまして、メーカー様に「SADIOT LOCKならではの強み」を聞いてみたところ、下記のようにご回答いただきました。
- 100年の歴史がある鍵メーカーが作っている
- セキュリティチップ搭載(ハッキング対策)
- カスタマーサポート対応が充実
- 締め忘れ防止機能(SADIOT LOCK Hub使用時)
鍵メーカーとしての信頼があり、セキュリティが強力で、サポートもしっかりしていて、締め忘れ防止機能のような便利機能も付いているのが特徴というわけですね。
Apple Watchに対応していないか聞いてみたんですが、対応予定はあるものの実装時期は未定とのこと。
最近ではスマホも持たずにApple Watchだけつけて出かけるというケースもあると思うので、対応してくれたらより快適になりそうですね。
SADIOT LOCKの取り付け方・アプリの設定
SADIOT LOCKの開封から、取り付けの流れについて、写真とともに解説します。
まずはこちらがSADIOT LOCKの箱。
箱を開けたところに説明書。書き方がわかりやすいのでこれを見ながら簡単に設置できます。
中に入ってるものを全部並べてみました。袋に入ったままなので反射して見にくいですが、設置しながら順番に説明していきますね。
我が家の玄関のドアがこちらで鍵が2つあります。上側の鍵は四角いノブのせいでSADIOT LOCK対象外なので、下側の鍵に設置します。
パーツの中から鍵にちょうどハマるものをチョイスします。
上下のスペースの具合を見ながらSADIOT LOCKの設置位置を決めます。上下に余白がない場合は横向きに設定することも可能です。我が家では鍵の上側に余裕があったので縦向きに設置します。
SADIOT LOCK本体の裏側に鍵のパーツを取り付けます。
器具やネジなど不要で、差し込むだけ。
鍵側に高さがある場合はスペーサーを取り付けて高さを稼ぐ必要がありますが、我が家の場合は不要でした。
本体上側を開くと、
バッテリーボックスが入ってますので、こちらを取り出します。
バッテリーボックスに、付属した電池を入れて本体に戻します。
こちらのバッテリーは試供品だそうなので、ある程度使ったら電池を購入して入れ替えましょう。2本で駆動しますが、最大4本入ります。
パーツとバッテリーの取り付けが完了したら背面に両面テープを付けて、玄関のドアに取り付けにいきましょう。
説明書に従って取り付け位置をしっかり清掃し乾燥させ、力一杯2分間押し続けて接着させます。力強く接着させることに意識がいきすぎて、斜めになってしまいました…。
本体の取り付けが完了したら、スマホにアプリをインストールします。
あとはアプリの説明に従って設定していくだけなので、そんなに難しいことはないと思います。これでスマホのみで鍵の開け閉めができるようになりました。
公式サイトにも取り付け方法がまとめられてますので、リンクを貼っておきますね。
SADIOT LOCKを使ってみて便利だと感じたところ
実際に2週間ほどSADIOT LOCKを使ってみて、僕が便利だと感じた点について挙げてみます。
ハンズフリー解錠が便利すぎる
僕が特に便利だと感じたのは「ハンズフリー解錠」です。自宅に戻った時に鍵を出すことなく、スマホをポケットに入れたままドアに近づくだけで解錠されるのが快適すぎます!
GPSで位置情報を検出しており、一度自宅を離れてから自宅の半径150m圏内に入り、さらに自宅のドア前に着いたら解錠されます。GPSだけでなくBluetoothを併用することで、正確な位置検出ができるとのこと。
ハンズフリー解錠の設定はアプリを使って簡単にできます。
扉の手前2,3メートルのところで鍵が「ガチャ」っと開くのは、体感すると本当に素晴らしくて、この機能だけでも導入してよかったと思えるほどでした。
SADIOT LOCK Hubを使えば締め忘れ通知や遠隔地で施錠も可能
逆に自宅を出た際にスマホでの操作をすることなく施錠する「オートロック機能」もあり、時間経過によるオートロックか、150m以上自宅から離れたら施錠されるようにするという2つの方法があります。
前者の場合はスマホも鍵も持ち忘れたときの締め出しリスクがありますけども、後者であればスマホを忘れた場合は施錠されないので便利です。
ただし、後者ではSADIOT LOCK Hubというオプションアイテムが必要になります。
冒頭でも触れましたが、SADIOT LOCK Hubを使えばオートロック以外にも、「締め忘れた際の通知」を受けることができるので、オートロックは不安という方でも便利に活用できますよ。
合カギを渡すことも可能に
設定によっては合カギを渡すことも可能です。同居している複数人で共有することはもちろん、第三者に一時的に鍵を開け閉めする権利を渡すこともできます。
アプリだけで開け閉めする権利を渡せるので、レンタルスペースなどでも活用できそうですね。
また、SADIOT LOCK Keyというオプションアイテムを使うと、アプリを持ってない方でもSADIOT LOCKを使うことが可能になります。
ちなみに、開け閉めのログが残るので、合カギを渡した場合でも「何時に誰が開けたか・閉めたか」が分かるのは安心に繋がりますね。
最後に
個人的にはハンズフリーでの解錠ができるだけでもかなり満足ですし、出かけた時に「鍵閉めたっけ?」って焦ることがある人にとっては締め忘れ防止機能は助かるんじゃないかと思います。
セキュリティ面でも安心とのことですし、実際に使ってみて使い勝手が良かったので、スマートロックをお探しの方にはおすすめしたいです。ぜひチェックしてみてください。