漢字の読み仮名をアルファベット表記する場合、新宿はshinjuku・新橋はshimbashiという具合に「ん」の表記が「n」の時と「m」の時があります。
この理由について、千原ジュニアとケンドーコバヤシによる「にけつッ!」という番組で盛り上がっていたのでメモっておきます。
日本語の「ん」が「n」ではなく「m」になる理由
「ん」をローマ字表記にする際、次の文字が「b・p・m」のいずれかだった場合は「n」ではなく「m」となるそうです。
「b」や「p」のような破裂音は唇を閉じて発音するため、手前の「ん」の時点で唇を閉じる形になるんですね。英語の「Member」「Jump」なども同じ理屈で「m」になってます。
というわけで、新宿は「shinjuku」に、新橋は「shimbashi」になるんですね。何度も繰り返し発音し続けると違いがわかってくると思います。
「m」の手前の「ん」が「m」になる実例が思い浮かばなかったので、誰か教えていただけると幸いです。
日本橋のアルファベット表記
Twitterでは日本橋の表記が話題となってました。
僕らのホームグラウンドは、日本橋界隈なのですが、電車に乗って駅名を見ると「Nihombashi」。『Nihom』か、、、、なぜだろう。 pic.twitter.com/BbN8saIuUS
— QUOカードPay (クオとペイ) (@QUOcardPay) June 7, 2019
「日本」をローマ字表記にすると「Nippon」もしくは「Nihon」ですが、日本橋をローマ字表記にすると「Nihombashi」となります。
ぱっと見ると「Nihombashi」って違和感のある表記に感じますが、理屈が分かると自然に見えてきますね。
最後に
読み仮名として振られたローマ字にこれまで注目することがなかったので、個人的には新発見でした。
今後は駅名や地名を見るのが楽しみになりそうです。