GoProを使って室内で撮影していたらフリッカーノイズが発生してしまいました。
GoProはシャッタースピードを変更できませんので、それ以外の設定方法によってフリッカーノイズを回避するための方法についてご紹介します。
GoProでフリッカーノイズが出た場合の対策方法
フリッカーノイズは蛍光灯の明かりの下で起こる「画面がチカチカする現象」のことで、以前にもフリッカーノイズ対策について記事を書いたことがあります。
こちらで書いてるのは、シャッタースピードを変更して「東日本なら50の倍数、西日本なら60の倍数」に合わせましょうっていう話でした。
GoProでも同じように対策したいのですが、初期設定だと変更できるシャッタースピードの中に50の倍数が含まれてません。
というわけで、シャッタースピードに50の倍数が出てくるように設定変更をしていきます。
GoProのビデオ形式を「NTSC」から「PAL」に変更
GoProの画面上から下方向に指を滑らせると、「ユーザー設定」という項目が出てきますので、こちらをタップします。
「地域」をタップします。
ビデオ形式が「NTSC」となってますので、こちらをタップして、
「PAL」に変更します。
ホーム画面下部のエリアを押して、設定を変更しましょう。
「シャッター」でシャッタースピードを調整できます。
無事50の倍数のシャッタースピードに変更できるようになりました。僕はひとまず1/100に設定して使うことにしました。明るさが欲しい時は1/50に変更してみようと思います。
フレームレートを50fpsにすることでのデメリット
PALに切り替えることで、フレームレートが通常の30fpsとか60fpsではなく、50fpsという設定になってしまいます。
これまでフレームレートを50fpsにしたことがなかったのですが、Premiereを使って動画編集する際に、フレームレートが違う動画を混在させて編集することは可能なようです。
例えば、「一眼レフカメラで撮影した60fpsの動画」と「GoProで撮影した50fpsの動画」をPremiereに放り込んで、最終的に60fpsの動画として書き出すことはできるので、ひとまず問題ないかなと思ってます。
ただし、フレームレートを合わせる段階で画質が落ちると思われます。その画質がどのくらい落ちるのかは良く分かりませんが、実際にやってみて判断かなと。
最後に
フリッカーノイズが入ったら使い物にならないので、多少画質が落ちるくらいは多めに見て良いかなと。
自然光の中であればフリッカーノイズが入りませんし、環境に応じて使い分けるのが一番良さそうですね。