カラオケで「キーン」と鳴る耳障りな音。なんとかしたいけどちゃんとした対策が分からないという人も多いんじゃないでしょうか。
いくつか原因があるのですが、カラオケにおいてはだいたい「マイクの持ち方」が原因だったりするんですよね。
というわけで、主な原因となる3パターンとそれぞれの対策法をご紹介します。
なぜあの耳障りな音が鳴るのか
カラオケなどで「キーン」となる現象は「ハウリング」と言います。ハウリングが起こることを「ハウる」なんて言うのでみなさん聞いたことあるんじゃないでしょうか。
なぜハウリングが起こるかというと、マイクで拾った音をスピーカーが出してそれをまた拾う、という無限ループによって音がどんどん増幅されることが原因です。
これから、ハウリングを起こしやすいシチュエーションを3つ紹介しますので、カラオケやスタジオ内で意識してみてください。
マイクをスピーカーに向ける
一番やってはいけないのが「マイクをスピーカーに向ける」です。
▼これをやると一撃でアウトです。(この写真を撮影するときにもキーンってなりました…。)
スピーカーの音をマイクで拾わないようにしたいのに、自らそこに向けてしまっては、わざわざ音を拾いやすい環境を作ってるようなものです。
部屋のスピーカーの位置を確認して、そこにはマイクを向けないようにしましょう。スピーカーが視界に入る位置に居れば問題ないと思います。
これ実はカラオケよりもスタジオで気をつけた方がいいんですよね。スピーカーに背を向けないように気をつけて立ち位置を決めましょう。
音量がでかい
音量がでかいとマイクで音を拾いやすくなるためハウりやすくなります。音量はある程度に抑えましょう。
カラオケであればマイクの音量とミュージックの音量どちらも、スタジオであればマイクのゲインとフェーダーもマスターフェーダーも、すべてを抑えめにしてみてください。
エコーのかかりすぎも原因の一つではあると思いますが、まずは音量からですね。
マイクの頭を手で覆っている
実はハウリングを起こしやすい最悪のマイクの持ち方があります。カラオケでハウリングを起こす原因第一位はこれです。
▼「マイクの頭部分を手で覆う」とハウりやすくなります。
なぜハウりやすくなるのかは専門的な話なので省略しますが、マイクの頭部分を手で覆ってるうちは、スピーカーにマイクを向けていなくても音量がでかくなくてもハウることが多いです。
たまにマイクの頭に手をかぶせるような持ち方をする人がいますが、その持ち方をしてるうちはいくら音量調整しても一生ハウり続けますよ!
最後に
以上、カラオケなどでハウリングを起こしやすい原因3つでした!
もしカラオケであの持ち方をしてる人が必死に音量調整してたら、マイクの持ち方が原因だって教えてあげてください。
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